2008年01月19日

入院日記(1) いよいよ入院

1月4日(金)9:30 娘が車で迎えに来てくれた。
 松葉杖を突いて玄関から石段を下りて娘の車に向かう。
 この石段が難関だ。
 左足1本でからだを支え松葉杖を1段下の石段に突く。
 松葉杖に身を預け左足を浮かして杖を突いている段まで足を運ぶ。
 足が石段に着いたら1本立ちして体勢を整えてから松葉杖を1段下の石段に突く。
 松葉杖が下の段を突くまでは左足1本だけでからだを支えていなければならない。
 これらの動作中からだのバランスを崩したら石段の下まで転げ落ちてしまうだろう。
 スキー場のこぶ斜面を滑るよりスリルがある。
 スキーは前傾姿勢だが松葉杖では後傾気味で下りなければならないからなおさら気を使う。
 慎重に1段ずつ下りてなんとか娘の車までたどり着いた。後部シートに尻から滑り込みドアを閉めてもらう。
 ワイフが助手席に乗り込み娘の運転で東芝林間病院までGO!
 病院の玄関の前に車を横付けにし玄関の中に並べてある車椅子を借りて来てもらい車椅子で入院受付に向かう。
 病室は希望通り差額ベッドでない部屋に入ることができた。ラッキー\(^0^)/
 受付で指示された南病棟2Fのナースステーションに寄り病室に案内される。
病室に着いてクリビツテンギョウ!!
 たしかに4人部屋ではある。
 しかし1ベッドずつ広々とカーテンで仕切られまるで個室だ!!
 車椅子をベッドの横に付けても椅子2脚をゆうゆうと並べられる。
 苗プリのツインルームより広い感じがする。
 ベッドの左側には机と戸棚がある。
 ベッドの右側には15型液晶テレビがありテレビ台の下には冷蔵庫がある。
 テレビ台には引き出しがあるし机のうえにも戸棚があるから物入れに不自由しない。
 暖かい日が射し込んでくる窓に目を向けると中庭が見え目の前に大きな桜の木がそびえ立っている。
 桜の季節なら絢爛豪華だろう。
 娘は目をまん丸にしてこんな部屋に住みたいという。
 車椅子からベッドに移動する。
 畳の上に敷いた布団に移動するのに比べて遙かに楽だ。
 布団も軽い。我が家で押さえつけられていた感じとは雲泥の差だ。
 我が家より遥かに住み心地がよい。
 これでパソコンが使えたら家に帰るのが嫌になりそうだ。
 トイレも広々としていて車椅子のまま中に入れる。
 車椅子から便座に移動するのも楽だ。
 わざわざ病室から出て車椅子専用トイレに赴く必要はない。
 ただし車椅子でカーテンから出ようとするとき右隣のカーテンに触れて開いてしまいそうになる。
 幸い今日は空きベッドだが人が入ってからは大変だ。隣カーテンに触れずに出入りできるように慣れておかなければなるまい。
 しばらくすると看護師が病院生活の説明にきた。
 食事は朝が8時、昼が12時、夜が6時だという。
 全般的に遅めだ。特に朝8時はつらいなぁ。
 インターネットに接続できる場所がないか訊いてみた。
 ネット接続できる差額ベッドの個室はあるがラウンジでは携帯は使えてもLANでインターネット接続できないという。
 退院するまではネット社会からの隔離が確定(涙)
 入院が長引くようならイー・モバイルのEM・ONEでも買って貰おうかなあ。
 しかしEM・ONEはアップレットに対応していないから碁盤操作ができない。
 またFTPも使えないから碁楽苑の管理ができない。
 メールチェックとブログチェックだけのためにEM・ONEを買うのは躊躇わられる。
 どうしよう。
 12時になり昼飯が運ばれてきた。
 ハンバーグ、ひじきの煮物、野菜サラダ、みかん1個と栄養バランスがとれた献立だ。さすが病院食。
 食後しばらくすると管理栄養士が食事の具合を訊きにきた。
 食事アレルギーを訪ねられたので鯖と答えると吾が輩の食事には鯖を使わないようにするという。
 朝飯はパンかご飯か選べるというのでご飯をお願いする。
 ご飯でも朝は牛乳がつくというので牛乳は飲めないと答えるとアレルギーかと訊かれる。
 ヨーグルト、バター、アイスクリームなどの乳製品は大丈夫だが生の牛乳が飲めないと答えると朝はヨーグルトにしてくれるという。
 至れり尽くせりだ。
 この食事で相模原市から無収入の証明書を貰っている高齢者の吾が輩は1食100円とは申し訳ない。
 社会福祉の恩恵を享受させて貰うことになった。
 食後の歯磨きがひとくふう。
 歯ブラシ、歯磨きチューブ、コップ、歯間ブラシ1式を手に持って車椅子を動かそうとすると車椅子を真っ直ぐに進められない。
 手に歯磨き一式を持つことを諦め股に挟んで両手を使えるようにして車椅子を操作し洗面台まで移動することで一件落着。
 午後2時頃麻酔医が麻酔の説明にきた。
 下半身麻酔で脊椎にチューブを差し込んで麻酔薬を注入するそうだ。
 痛そう!思わず顔をしかめる。
 「痛くありませんよ。1mm程度の細いものです。」
 (えっ!!1mmってぶっといじゃん!!)
 「チューブを通す前に痛み止めの注射をします。」
 (それを先に言ってぇ〜!)
 「チューブを通すときは横になって両腕をからだの前に合わせてからだを丸めてください。」
 (海老のようになっていればいいんだな。合点、合点。)
 「チューブを通すときは痛いというよりドーンと押される感じになります。そのとき反り返らないで同じ姿勢を続けてください。」
 説明が終わり麻酔同意書にサインした。
 午後2時半頃主治医の往診があり手術の説明を受けた。
 観血的整復内固定術という手術で骨折部を整復しプレートで固定するのだそうだ。
 骨折は2本だが1本はねじ切れているため骨折部分が長く4カ所切り開くようになるらしい。
 手術時間は約2時間で病室を出てから戻るまで約4時間らしい。
 ねじれ骨折のため完全に整復できるとはかぎらずびっこになる可能性もあるという。
 手術の説明が終わると包帯をとり足をみる。
 予想より腫れていないという。
 家で入院待機中は医師の指示通りトイレに行くとき以外は足を越しより下にしなかったことと保冷剤で患部を冷やしていたのがよかったようだ。
 とにかく27日から3日までは寝まくっていたからなぁ。
 主治医の説明と診察が終わり「説明と同意書」にサインした。
 さすがに疲れた。
 横になって一眠りすると晩飯だ。
 モヤシの味噌汁、厚揚げの煮物、さつまいもの煮物、大根サラダに青じそドレッシングだった。
 名札のところに「禁:サバ 牛乳」と書かれている。
 間違いが起きないように管理されていると安心した。
 食事が終わり歯磨きをし用を足してから眠りについた。
 忙しい1日だった。

プロローグ
この記事へのコメント
 あれまあ、江国滋の闘病日記以来の傑作になるようなオカン。読ませて頂きます。
 昨今は急性期の病棟が多い中、東芝林間病院のように回復期のリハビリテーション40床がある病院は貴重ですね。4人部屋の写真を見ましたが広々として確かに快適そうです。でもなるたけ早く退院して下さい。
 1mmのチューブの話笑ってしまいました。あたしの場合ICUでいきなり1in.のチューブをぶち込まれたらしい。あとで聞いた話ですがアナ恐ろしやです。

 文末の多謝以下の顔文字が乱れています。ご参考まで。

Posted by あど at 2008年01月19日 08:54

 記事のアップに成功したものの記事の終わりにシグが入ってしまった。(やばっ!)
 管理ページで記事の修正ができない。(
泣)


Posted by 島谷 at 2008年01月19日 09:01

読んだよ〜書くのもたいへんやね!私はお産で入院したぐらいやから。でも下半身麻酔は経験ありやで!退屈やけど時間しが流れるしか薬はないからゆっくりと養生してくださいね〜♪

Posted by たか at 2008年01月19日 09:35

>ねじれ骨折のため完全に整復できるとはかぎらずびっこになる可能性もあるという。

そんなことより、直ったらスキーができるか聞いておかないと!!

Posted by HAL at 2008年01月19日 13:06

あどさん、たかさん、コメントありがとうございます。
 あどさんのコメントと私のぼやきが入れ違いになって失礼しました。
 あどさんのチューブは私の25.4倍ですか(@0@)
 意識が回復されてからの苦痛は大変だったのでしょうね。

Posted by 島谷 at 2008年01月19日 13:09

>そんなことより、直ったらスキーができるか聞いておかないと!!
 真っ先に訊きました。
 本人次第だそうです。

Posted by 島谷 at 2008年01月19日 13:43

 オペラ座の怪人が楽屋に入れないわけが判明。
 なんと時計が10年以上も狂っていた。
 日時が同じなので気がつかなかった。
 時計を直したら楽屋に入れるようになり記事の修正ができた。
 時計おそるべし。

Posted by 島谷 at 2008年01月19日 18:49

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