2009年07月29日

歩行の際の腕振り効果

 人は歩くときに腕を振るのは何故か。当たり前と思えることを時間をかけて研究するのが学者なんだなぁ。
 ウオーキングのインストラクターは腕を後の方に大きく振ると骨盤が前に押し出されて能率良く進むことができると教えている。
 学者はこの程度の説明では満足できないらしい。
 人体を使っていろいろな実験を試みる。だから科学は進歩するんだ。
腕振りは、下肢筋肉のエネルギーの浪費につながる体の上下運動を抑制する働きがあることもわかった。腕を振らない場合、この上下方向の動きは63%も上昇した。
 これは吾輩は身をもって体験した。
 足を骨折した後、装具を付けて歩いたとき腕を振るのと振らないのとでは装具と足との接触部分の負担が大違いだった。腕を振らないで歩くと接触部分がすぐに痛くなったが腕を振って歩くと1kmくらい歩いても痛くならなかった。
 吾輩は腕を振ることがジャイロと同じような作用をして重心が安定するからだと思っていたが上下運動が抑制されたからだったんだ。
 研究を主導した米ミシガン大学のスティーブン・コリンズ氏は「腕振りは四足歩行の名残りと言うよりは、エネルギーを効率よく使って歩行するために不可欠な方法だ」と語られたそうだが全く同感だ。
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