フロッピーディスクドライブならどのPCでも必ず搭載されていたからだ。
しかし最近はフロッピーディスクを搭載しないPCが増えてきた。
その代わりUSBポートは必ず備えている。
したがってオフラインでデータの受け渡しはフロッピーディスクではなくUSBメモリーを使うようになってきた。
USBメモリーなどICメモリーは動作音がしないから初歩的なウイルスでも被害を受ける可能性が高い。
USBメモリーからウイルス被害を避けるにはどうしたらいいだろうか。
識者は
- レジストリを操作する
- バックアップを取っておく
- LANケーブルを抜いておく
ごもっともではある。
か弱き女性が人通りの少ない夜道を歩かなければ襲われる心配はない。
これでは人通りの少ない夜道を歩いた女性に非があることになってしまう。
一般ユーザーにレジストリを操作することができるだろうか。
バックアップを取るのは言うは易く行うは難しだ。数十GBに及ぶハードディスクのバックアップを頻繁に取ることができるユーザーはどのくらいいるだろうか。
LANケーブルはどれかさえ知らないユーザーも少なくないだろう。PC内蔵の無線LANでインターネットに接続されていてそれを意識していないユーザーは少なくないだろう。
教えて君が大嫌いな識者はそのくらいの対策もしないでウイルス被害を嘆くのは甘えているというかもしれない。
しかしレジストリをいじれなくても、ハードディスク全体のバックアップをとる知識がなくても、LANケーブルがどこにあるか知らなくてもPCの操作ができるからPCが普及したのだろう。
それでも家電に比べてPCはまだまだハードルが高い。
USBメモリーにウイルスを記録したautorun.infが含まれたUSBを知らないでPCに挿入した場合にウイルス被害を受けないようにするためにはUSBメモリーのautorun.infを実行しないようにすることが必要だ。
これを一般ユーザーにしろというのは無理難題だ。
ウイルス対策ソフトは速やかにUSBメモリーのautorun.infを自動実行しない機能をサポートして欲しい。
(島谷的舞録゛@FC2に移動します。)
