2008年01月20日

入院日記(5) 試練の日

1月8日(火)
2時:痛みが走るのでナースコール。
 痛み止めの座薬は前回挿入してからの2時間も経っていないので使うわけにいかないという。
 どうしても痛さを我慢できないのなら筋肉注射になりますがかなり痛いですよという。
 また時間的に中途半端なのであまりすすめられないという。
 後2時間我慢すれば座薬が使えるというので頑張ることにした。
 口がかさかさに渇く。
 もう水分を補給してよいと吸い飲みで水を2口ほど飲ませてくれた。
4時:痛み止めの座薬を挿入して貰う。
 吸い飲みで2口ほど水を飲ませて貰う。
6時:手首からの点滴が外される。
 ベッドをテレビ台の傍に移動して貰った。
 これでテレビを見たりメモを書いたりできるようになった。
 持参したステンレスボトルにお茶を入れて貰った。
8時:朝食が運ばれてきた。
 ほうれん草の味噌汁、梅干し、温野菜、こうや豆腐とインゲンの煮物
 久しぶりの食事だ。米粒が愛おしく感じられる。
 やはり栄養は点滴ではなく口を動かして摂取するのが一番幸せだ。
8時半:回診があった。
9時:麻酔医が様子を訊きに来たので夜中の排尿の苦労話を披露した。
10時:看護師が熱いタオルを持ってきた。
 からだを清掃し手術衣からパジャマに着替えるのを手伝ってくれた。
 ベッドから車椅子に移動しシーツの取り替え。
 車椅子からベッドに移動しているところに主治医が往診に来た。
 吾が輩の動きが軽快だと呆れ顔。
 手術の翌朝は動きがぐったりと緩慢なのが普通だという。
 整復作業で骨折部分の合わせるところの感想を話すとそんなところまで見ていた患者は初めてだと呆れかえられた。
 足の包帯をとり消毒して包帯を巻き替えた後痛み止めの点滴をしていた背中のチューブを抜く。
 せいせいしたが苦痛の序曲だとは気がつかなかった。
12時半:足が痛み出す。
13時:痛さに耐えきれずナースコールして看護師に座薬をセットして貰う。
14時:さらに痛むのでナースコール。
 筋肉注射を肩に打たれた。この注射が痛い。
15時:痛みが取れない。
 看護師と相談の上、夜に服用予定の痛み止め内服薬を飲む。
 車椅子でトイレまで移動するのがつらいので看護師に溲瓶を依頼した。
 そこに理学療法士がリハビリするために迎えに来た。
 とてもリハビリできる体調ではない。
骨折以来最大の痛みだとこぼすと「1週間かかってずれた状態で安定しかかった骨を継ぎ直すので新たに傷を作ったので痛いのは仕方ない」と理学療法士は言う。
 骨折後すぐに手術できれば苦しみは少なかったのだろう。悪い時期に骨折したものだ。
 理学療法士は足の状態を見てから足枕の高さを調整する。
 試行錯誤の結果大分楽になった。
 理学療法士は明日の午後迎えに来ますと帰った。
18時半:下痢を催すので車椅子用トイレまで行き便をすると味噌汁状の下痢だ。
 病室に戻る途中ナースステーションに寄り整腸薬を依頼した。
 またおならと一緒に便が飛ぶ心配があるのでおむつを依頼して病室に戻った。
 しばらくすると看護師が尿取りパットとビオスリー散を持ってきた。
 さっそくビオスリー散を飲んでから尿取りパットを股に挟んだ。
 翌朝の食事はお粥にするよう依頼した。
20時半:再び勢いよく下痢。
 足の痛みは相変わらず激しい。
 病室に戻ってから座薬を挿入して貰う。
 吾が輩はストレスが溜まるとすぐに下痢をする。
 痛さのストレスによる下痢なのだろうか?
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