2007年11月05日

中立報道はあり得ない

 辞意を表明した民主党小沢代表は記者会見で『事実無根の報道が氾濫していることは朝日新聞、日経新聞以外の報道機関が政府の情報を垂れ流し自らその世論操作の一翼を担っているとしか考えられない。それにより私を政治的に抹殺し民主党のイメージを決定的にダウンさせることを意図した明白な誹謗・中傷報道であり強い憤りを感ずるものだ。』とマスコミを非難した。
 ふーーん。いつもは自民党のイメージを決定的にダウンさせることを意図している反日新聞の偏向報道で守られている民主党の党首がよく言うよ。
 そもそも新聞やテレビの報道に中立を期待するのは無理難題というものだ。
 同じ被写体に同じカメラを使って撮影しても撮影者によって被写体の印象が変わる。
 それと同様に同じ事実でも報道者によって事実の印象が変わるのは当然だ。
 報道できる情報量は無制限ではない。与えられた時間、文字数、ページ数で報道するためには収拾したデータを報道可能な情報量に切り取らなければならない。
 たとえデータを捏造しなくても報道提供者の主観により切り取り方が変わるから報道内容が変わるに決まっているではないか。
 まして報道提供者が濃い色眼鏡をかけていれば事実を誇張したり形容詞をつけることで正反対の印象を与える報道ができる。
 参院選で民主党が大勝できたのは反政府報道の賜物ではないか。
 小沢代表はこのことを百も承知なはずなのに自分が都合が悪くなると報道批判する。
 共産党員は赤旗以外、創価学会員は聖教新聞以外の都合の悪い報道を嘘つきだという。それと同じだな。
 イタチの最後っ屁゜とはこのことだろう。
この記事へのコメント
小沢さんはマスコミ批判というより、渡辺恒夫のことを批判してるんだと思います。



Posted by ishikawa at 2007年11月05日 13:10

 今回の小沢代表の言動にはナベツネがらみの莫大な裏金が動いているような希ガス。

Posted by 島谷 at 2007年11月05日 13:50

裏金を使ってるんですかねぇ。
ナベツネさんは影のドンのような言われ方をしてますが、思ったほど影響力無いんだなと私は思いました。



Posted by ishikawa at 2007年11月05日 18:49

 私は逆でここまで騒動を起こさせる影響力はすごいと暗澹たる気分になりました。

Posted by 島谷 at 2007年11月06日 03:48

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