2007年10月17日

暴走する温室効果ガス抑制論

<温室効果ガス>年間排出量は1人当たり2トン 独首相提案 [ 10月16日 22時08分 ]
◎毎日新聞◎
 【ベルリン小谷守彦】ドイツのメルケル首相はこのほど、ドイツ東部で温暖化防止問題について演説し、1人当たりの年間の温室効果ガス排出量を2050年に2トンに抑えるよう提案した。首相は1人当たりの排出量を先進国も発展途上国も同じにするよう求めているが、具体的な数値目標を挙げたのは初めて。米日独など先進国が現在の10分の1〜5分の1程度に削減する「劇的な努力」を求めており、議論を呼びそうだ。
 メルケル独首相は地球温暖化抑制のため温室効果ガスの1人当たり消費量を2トンに抑えるよう主張する。
 オイオイ。出来ない相談をして温暖化防止対策に水を差すつもりかい。
 温室効果ガスの1人当たり消費量は開発途上国を含めた世界平均で4トンだ。先進国では米20トン、独11トン、日10トンだ。
 これを2トン以下にしろということは開発途上国以下の生活レベルに落とせということじゃないか。
 吾輩は省エネルギーには大賛成だ。
 しかし、それは無駄なエネルギーを使わないようにするということであって必要なエネルギー使わないということは文化の否定だ。
 電気洗濯機を使わず洗濯物は手洗いする、街灯は全て廃止する、エアコンの使用を禁止する、イルミネーションを禁止する、電車やバスの運行を削減する、陸路のあるところの空路を廃止する、家庭でテレビを見るのを禁止する、業務用以外は自動車を禁止する、、、などすれば1人あたりの温室効果ガス消費量は2トン以下になるだろう。
 そんな生活に耐えられるだろうか。
 先進国の温室効果ガス1人当たりの消費量を2トン以下にしろというのは体重100kgの肥満な人に体重20kgにしろというようなものだ。
 そんな目標を掲げられたら減量しようということを放棄してしまうだろう。
 メルケル首相の発言は出来ない相談ということを百も承知のスタンドプレーに感じられてならない。
 こんな暴論を吐いてせっかく1歩ずつ温室効果ガスを削減しようとしている動きに水を差して欲しくない。
この記事へのコメント
 おはようございます。

 【米日独など先進国が現在の10分の1〜5分の1程度に削減する「劇的な努力」を求めており、議論を呼びそうだ。】
 この案が現実に実行されるようになると、北国では昔の水準の暖房に戻ることになるでしょう。健康で若い方には「劇的な努力」は可能でしょうが、年寄りや病人にとっては「劇的な地獄」の始まりになるでしょう。そうなる前になんとか早くオサラバしたいものです。(ーー;)

Posted by あど at 2007年10月17日 05:37

禿同

Posted by 島谷 at 2007年10月17日 05:41

>  先進国の温室効果ガス1人当たりの消費量を2トン以下にしろというのは体重100kgの肥満な人に体重20kgにしろというようなものだ。

今の人口を維持しようとするからそういう計算になるんではないでしょうか。1億の人口を2千万にするという手もあると思いますよ。



Posted by ishikawa at 2007年10月18日 09:51

1億の人口を2千万にするという手もあると思いますよ。
 私も人口を減らせ論者なんです。
 それで顰蹙を買っています。ふらふら

Posted by 島谷 at 2007年10月18日 12:43

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