これに対し安倍首相は米ブッシュ大統領は拉致問題を置き去りにはしないと言っているから指定解除はないと語る。なんという見通しの甘さだ。
米発表は核開発の中止に向けた進展がない限り指定解除はないであって拉致問題のことには触れていない。核開発の中止に向けてアメリカの希望通りの進展があれば指定解除するだろう。
アメリカにとって北朝鮮による日本人の拉致は対岸の火事だ。北朝鮮の悪事には違いないから日本からの協力依頼には『協力します』と答えるだろう。また北朝鮮を非難する材料としても使うだろう。
しかしアメリカにとって切実な問題は核であって日本人拉致ではない。拉致問題にこだわれば核問題が解決せず拉致問題を外せば核問題が解決することになったとしたら拉致問題を棚上げにしてしまうだろう。
日本にとって拉致問題解決は大幅に遠退いてしまうことになりそうだ。
安倍政権になって拉致問題はどれだけ進展しただろうか。
吾輩はなにも進展していないように感じられてならない。
たしかに安倍は北朝鮮を非難し続けている。しかし口先だけで言うなら鸚鵡でもできる。
また諸外国に拉致問題の協力をお願いしているのも確かだ。しかし口先でお願いするだけなら鸚哥でもできる。
諸外国にとって拉致問題は人道上の問題だけであって解決しても国益に結びつかない。経済制裁の協力など諸外国の国益に影響する協力を依頼するのならその見返りを提示しなければ駄々っ子のおねだりと同じだ。
外交交渉は極秘事項だから我々がうかがい知ることはできないが安倍政権は拉致問題協力を依頼する各国に協力の見返りを提示しているのだろうか。
吾輩にはそのような気配さえ感じられない。
北朝鮮の拉致問題は日本の独り相撲になりそうに感じられてならない。

今日の日朝作業部会では従来どおり「拉致問題は解決済み、過去の歴史の清算をせよ」と改めて強く主張されるような希ガス。
半角文字の http:// が記載、お名前欄が空白または日本文字が全然ないコメントは投稿できません。ボタンをクリックしても投稿フォームが閉じないときはこれらに該当していないか確認してください。
私は自説に固執しません。意見交換を重ねるに従いトップページの意見に修正が加えられますから議論される場合はコメントの流れに目を通していただけると幸いです。
棋譜投稿 ←をクリックすると碁盤付きのコメントが書けます。
詳細はをご参照ください。
↓普通のコメントを書く