2007年08月30日

ネットカフェ難民

 最近インターネットカフェに寝泊まりを続けるネットカフェ難民が増えているという。
 ネットカフェ難民が漫画喫茶で店員から現金を強奪する事件まで起きている。
 厚生労働省の調査ではネットカフェ難民が約5400人もいるという。
 ネットカフェの深夜5時間の利用料金の相場は食事付きで約3000円だという。1ヶ月で9万円だ。
 ネットカフェ難民の平均月収は11万3千円だそうだからネットカフェ料金を差し引くと2万3千円しか残らない。これで生活できるのだろうか。
 ネットカフェ難民の多くは住所が定まらないと就職できない⇒就職できないから収入が安定せず住居を借りられない⇒住所不定で就職できない⇒・・・の悪循環を繰り返しているそうだ。
 ネットカフェ難民はいわばネットカフェに寝泊まりするホームレスだ。悪循環を繰り返しているうちに月収がどんどん減りネットカフェ料金を支払うことができなくなり路上生活のホームレスになってしまうのではなかろうか。路上ホームレスがフトコロの豊かなときネットカフェで泊まる。そのような人を含めたらネットカフェ難民の数は5400人とは桁違いに多いのではなかろうか。
 人手不足で困っている企業があるのに就職できない人がいる。
 舛添厚生労働大臣殿、腕の見せどころでござるぞ。
この記事へのコメント
1ヶ月で9万円なら、アパートを借りられないのだろうか?
光熱費込みでおつりがきそうだが、
場所にもよるのかなぁ。

Posted by HAL at 2007年08月31日 01:12

 アパートを借りるには保証人が必要なのではないかしらん?

Posted by 島谷 at 2007年08月31日 03:17

抑圧的な、完全共産、社会主義に反対です。
が、そこで有効なのは、投資家、資産家、企業に対する高課税による弱者保護の共産性の確保と(企業、投資家と利害関係の無い公務員による良心的な社会福祉維持の為の)経済、社会のコントロールの手法です。
これが、護送船団方式や所得倍増計画や日本列島改造論の頃の日本や、ニューディール政策の頃のアメリカにはありました。
国家によって積極的に、計画的に経済や国民生活の保護をして悪いのか?の問題です。
新自由主義(ネオリベラリズム)の自由競争、自由貿易、市場原理主義は、今のグローバル競争社会において、社会的弱者に世界競争の弱肉強食を強要します。
それが物事を分かっている良識ある現代人、文明人のすることか?の、疑問があるのです。
情報、産業、経済、文化のグローバリゼーションの時代、世相だから、国家は反グローバリゼーションの必要性を認め、社会的、経済的弱者を保護する必要があると考えます。
地球温暖化で生物の希少種の絶滅が進んでいます。それと同じ様に、グローバル化によって弱者の人達の希少種の絶滅が進んでいると考えます。
レッドデータブックに載りそうな真面目人間程、現在の投資主体の世界経済、社会を理解出来ずに野垂れ死んで逝くと思います。

※『LTCM』
※『サブプライム問題』
※『ワーキングプア』
※『グローバル化競争、『グローバル競争社会』
※『反グローバル化』』、『反グローバリゼーション』
※『貧困世帯』
をネットで検索してください。
世界は投資、金融支配による第3次世界大戦状態です。


『ネットカフェ難民』に現在の日本や世界の現状を理解してもらう為にメールさせて頂きました。


Posted by 戦うアルジャーノン at 2008年02月26日 00:21

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