2007年08月13日

透明石を大事にしよう

 碁盤の上には実際の黒石と白石のほか透明な黒石と透明な白石が散りばめられています。
 透明な石はゲリラのように突如として姿を現し襲いかかってきますから透明な石を見失うと大怪我をします。
 上手は透明な石がよく見え下手は透明な石を見損ないがちです。
 透明な石が見えるか見えないかが勝敗の分かれ目になることは少なくありません。
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 左図の形は白◇を捨てることができないことを前提にすると盤上にある黒石のほかA、B、C、D、E、F、Gなどに透明な黒石があるのです。見えますか。
 白はA〜Gに黒石があるものとして戦わなければならないのです。
 ただしこの透明黒石は実在の黒石と違って大きな欠点があります。
 白が白◇を捨てるつもりになったら消えてしまいます。
 また透明黒石のどれか一つでも姿を現すと残りの透明黒石は消えてしまうのです。
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 たとえば(上図A)を打つとと応じられ上図B〜Gの透明黒石は消えて無くなります。
 そのかわりaとbに透明黒石が生まれますが上図B〜Gの価値に比べてぐーんと落ちるでしょう。
 級位者はツケを打って先手でスソを止めたと喜びB〜Fに散りばめられた透明黒石を葬り去ったことに気が付かないようです。
 白は口先では『先手でスソを止められた。参った。参った。』とボヤキますが腹の中では邪魔だったB〜Gの透明黒石が消え去ったので大喜びしています。参ったのは白ではなくて黒だったのです。
 相手の透明な石を見失わないようにし自分の透明な石を無駄遣いしないようにすることに心がけることが上達の近道だと思います。
この記事へのコメント
透明石は心が綺麗な碁打ちしか見えない。そんなことはないですよね。都合のいい図は見えるのですが。(夏だけど、暑すぎますね。)


Posted by バク at 2007年08月13日 12:33

 透明な白石は心の綺麗な碁打ちだけが見え、透明な黒石は腹黒い碁打ちだけが見えたりして。わーい(嬉しい顔)
 ほんと暑すぎ。それでも一昨日よりはいいかなぁ。
 一昨日は暑苦しくて夜中の9時半に目が覚めたら窓を開放しているのに室温が32.5℃もあった。仕方がないので窓を閉めエアコンを入れて室温30℃まで下げて寝ました。

Posted by 島谷 at 2007年08月13日 14:24

ことばは何となくわかってきたような気はするんです。たぶん、◇白はしめつけがきくからいつも黒A〜Gを意識しているということでしょうか。つまり、わかっている、読めている。でも、黒からA〜Gに打たれると、捨ててしまえばいいから、他に回れるという感じかな^^; 見えるかどうか、というと見えません。わかってないからですね><

Posted by めろん at 2007年08月13日 15:59

 黒A〜Gを手抜きすると白◇が取られる図を石葉碁盤に記録してありますから見てチョンマゲ。
 手抜きはPASSではなく左下星にしてあります。

Posted by 島谷 at 2007年08月13日 16:07

つまり、わかっている、読めている。
 読めているというのではなく見えているという感じで打って欲しいのです。
 つまり白の立場としてはA〜Gに黒石があるものとして打つわけです。すごい負担ですよね。
 白◇は30目近い大きさですから捨てるわけにはいかないでしょう。

Posted by 島谷 at 2007年08月13日 17:02

>でも、黒からA〜Gに打たれると、捨ててしまえばいいから、他に回れるという感じかな^^;

気前良すぎですぜ、メロンさん。白は2目取るのにピタット締め付けられないよう、コスンでますので、捨てては打てないと思います。

黒地大きいよ〜。


Posted by baku at 2007年08月13日 17:11

そうですよね〜捨てませんよね^^;
リアルタイムでは、アタリも見えないときがあるのに、ないものを見えるようになるには、どれくらいかかるか・・・でも、心がけたいです。

Posted by めろん at 2007年08月13日 22:28

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 透明黒石にHとIを加えるのを忘れていました。
 ただしIはあまり役に立たない透明黒石ですね。
 またHも白に隅を受けられると損なので滅多に姿を現しませんから見落としがちですね。



Posted by 島谷 at 2007年08月14日 03:09

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