2007年07月18日

エイズを感染させ死刑判決

 リビアでは同国人の児童56人をエイズに感染させたとしてブルガリア人看護師5人とブルガリア国籍のパレスチナ人医師1人に死刑の判決が下されたという。
 死刑どんどん派の吾輩もこれには呆れかえって開いた口がふさがらない。
 感染させたのが外国人医療関係者だったから極刑が下されたのだろうか。
 被害者家族に対する補償金の支払いは開始されたことにより被害者家族は死刑の要求を取り下げたそうだがそうでなければ死刑の執行が確実なんだろう。
 この国では最高裁判所の判決が最終決定ではなく最高司法委員会がその判決を審議するという。
 所変われば品変わる。
 最高司法委員会ではどんな審議をするのだろう。当事者抜きで審議するのだろうか。
 この国だったら光市母子殺人事件の人間の皮を被った悪魔はさっさと死刑に処すんだろうなぁ。

この記事へのコメント
ええええええっ?!?!?!?なぜ島谷さんが死刑反対????

438人という大量の児童をエイズに感染させ内56人も死に至らしめたら日本においても当然死刑
でしょう。オウムよりひどいではないですか。

犯人が6名ということは出来心ではないだろうし、人命を護る立場の医療に携わる人たちの背信行為なんだから死刑に違和感がないと思うのですが

Posted by 勝手読み at 2007年07月18日 07:14

 私が中学生(高校かなぁ)くらいの頃は予防接種の注射があるときは同じ注射器と注射針で注射されました。
 注射針はその都度アルコール綿で拭かれていたのでそれで消毒されていたと思っていました。
 もし生徒の中にエイズ感染者がいたら全員エイズに感染したと思います。
 私が肝炎抗体が + なのはそのころ感染して治癒したからかもしれません。
 死刑ドンドン派の私でも医療過誤による死刑は行き過ぎでないかと思うのです。
 リビアではイタイイタイ病や水俣病のように多数の犠牲者を出した公害発生企業の経営者にも死刑を科すのでしょうか。 

Posted by 島谷 at 2007年07月18日 09:28

>死刑ドンドン派の私でも医療過誤による死刑は行き過ぎでないかと思うのです。

輸血で感染したそうですが、血液製剤にエイズウィルスが存在したのか、それとも別の理由で感染したのか。わかりませんねえ。

医療過誤で医師が死刑になるなら、医師になる人はいなくなりますね。

現在の日本でも、産婦人科や小児科は重過労と患者からの訴訟が多すぎてなり手がないですね。

おまけに診療報酬が低すぎてやってられないですからね。

おまけに、厚生労働省、県保険課の「指導」と称する「ときどき自殺者も出るような警察の取調べと変わらない過酷な精神的圧迫をするイジメ」がありますから、医師をやめたい人は多いでしょうね。

医療崩壊寸前状態です。


Posted by BK at 2007年07月18日 10:51

医療過誤なんですか。人体実験で故意にしたのかと思いました。失礼しました。

Posted by 勝手読み at 2007年07月18日 11:48

 私はすべての記事を読んでいないのに医療過誤と速断してしまいましたが人体実験には気が付きませんでした。
 人体実験でしたことなら石打刑に処したいですね。
 人体実験だったら多額の補償金を提示されても和解なんてありえないんじゃないでしょうか。

Posted by 島谷 at 2007年07月18日 12:00

輸血でと書いてありますから、故意ではないと思いますね。

それでも終身刑なんですね。

Posted by BK at 2007年07月18日 12:46

>児童438人をエイズ(HIV/AIDS)ウイルスに感染させ、うち56人が死亡した事件
>6人は2004年5月、ベンガジ(Benghazi)の病院で故意にエイズウイルスの感染した血液を子どもらに輸血したとして有罪が確定していた

記事にはこう書いてありますが、小生には事実がさっぱりわかりません。
どうして、そんなに大量の児童に輸血をする必要があったのでしょうか?またエイズというのは感染してから死亡するまでに、数年〜十数年かかるはずなのに、すでに56人が死亡した?

リビアというのは、カダフィ大佐/反米国家の軍事政権というイメージを持っていたのですが、よくわからん国家です。

ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%93%E3%82%A2#.E6.94.BF.E6.B2.BB

わからん国家ですから、やることもわかりません。

>被害者の家族は14日、それぞれ100万ドル(約1億2000万円)を補償金として受け取ることで合意した。補償の合計金額はおよそ4億ドル(約490億円)に達する。関係者の話で明らかになった。

リビア人にとっての100万ドルは、日本人のどのくらいに相当するのでしょう。東南アジアの貧困者は、(一生、体力が低下するのに)自分の片方の腎臓を売ってわずか20万円を得ても、すぐに底をついて・・・これと比べると、一人の子供が犠牲になって、その家族を救ったようなものか!
こういうことをつい考えてしまうのは不謹慎でしょうか。
小生も死刑には反対ですが、この事件は、それ以外のところに関心がいってしまいます。


Posted by Takkun at 2007年07月18日 22:00

 100万ドルは遺族全員に対する総額なんでしょうね。
 それにしても凄い額ですね。
 リビア政府は税金でゴッポリ巻き上げるんじゃないでしょうか。

Posted by 島谷 at 2007年07月19日 03:35

私は死刑で当然だと思います。
20年以上前のデータでも、100CCのHIV感染者の血液を輸血した場合、99%以上の確率でHIV感染が起こることは証明されています。

こんな初歩の初歩を医療関係者が知らないはずはありません。
同時にアフリカでは医療水準高いのリビアで輸血用血液の検査を行わないわけもありません。
リビアはアフリカでは、医療水準の高い国です。
輸血用の血液のチェックなど当然可能なのです。

この医師・看護師だちは100%「故意」で感染させているんですよ!

輸血用の血液が危険な場合、自己血でも、近親者からの採血でも、いくらでも方法はあります。

そもそも「過失」なら、この6人だけが、なぜ大量に数百人もの感染者を出すのですか?
ヨーロッパからきた医療関係者がHIVにここまで無頓着なわけはありません。

死刑が減刑されたと聞いて、理不尽に思います。
456人もの命を奪った殺人者は、EUの金で助けられてるんです。

Posted by さくさく at 2007年07月20日 01:24

連投すみません。

満足な検査キットひとつないアフリカ中央部でも、日本人の医師が簡易検査キットや、ソリターT3や代替輸滴、兄弟や近親者からのホットな(採血したての)血液を利用する等して、できる限りエイズ禍を減らそうとしている実話があります。

リビアでたった6人の(しかも国籍の偏った)チームが、438人も感染させるなんて普通じゃありえませんって!


Posted by さくさく at 2007年07月20日 01:30

 故意に感染させて何のメリットがあるのでしょうか。人体実験だったんでしょうか。
 人体実験だったら死刑は当然だと思います。
 しかし被害者遺族が減刑に応じたというところが釈然としないのです。
 人体実験で感染させられたのなら被害者遺族は減刑に応じないのではないでしょうか。
 確かに数百人に感染させたのは重大な過失には違いありませんが私は日本で起きた薬害エイズの製薬会社の責任者の方が罪が重いような感じがしてなりません。

Posted by 島谷 at 2007年07月20日 03:43

>故意に感染させて何のメリットがあるのでしょうか。人体実験だったんでしょうか。

故意の可能性はゼロだと思います。
なぜなら、いずれ100%発覚して重い刑が課せられることが明白ですから、動機がありません。

>人体実験だったら死刑は当然だと思います。

同感です。

>しかし被害者遺族が減刑に応じたというところが釈然としないのです。
人体実験で感染させられたのなら被害者遺族は減刑に応じないのではないでしょうか。

一人100万ドルというのに、心が動かないような人の方が稀でしょう。これは金の問題ですが、日本的な言い方をすれば「金で解決できる問題ではないが、せめて金でしか誠意を示すしか方法がないので・・・」
このオファーに応じるのは自然と思います。金を受け取るのだから「死刑要求を取り下げる」のもこれまた自然なことだと思います。金だけを受け取って死刑を要求したままでは、悪魔になってしまいます。

>確かに数百人に感染させたのは重大な過失には違いありませんが私は日本で起きた薬害エイズの製薬会社の責任者の方が罪が重いような感じがしてなりません。

同感です。「事前に防止できたかどうか」「事後の対応は」という点において、前者は同じでも、後者は製薬メーカの対応の方が劣ると思います。


Posted by Takkun at 2007年07月20日 08:01

>故意に感染させて何のメリットがあるのでしょうか。人体実験だったんでしょうか。

「故意」というのは、人体実験目的などだけをさすのではありません。
故意には「もしかしたら結果が生じるかもしれないと思いながら」という未必の故意も含まれます。

当然ある結果が想定されるのに、(故意に)全く対処を取らなかった。
医学的知識上、「確実に感染する可能性が非常に高い」という認識をしていたはずなので、「未必の故意」以上に蓋然性が高いであることは明らかでなので、「未必」ですらない、完全な故意といって差し支えないと思います。

Posted by a-y at 2007年07月22日 00:15

当然ある結果が想定されるのに、(故意に)全く対処を取らなかった。
 なるほど、、、、輸血する場合は必ず血液のチェックをしなければいけないわけなんですね。
 日本でこのような事件が起きたら日本の法律では医療スタッフをどう裁くんでしょうね。
 それが気になります。

Posted by 島谷 at 2007年07月22日 03:27

>当然ある結果が想定されるのに、(故意に)全く対処を取らなかった。

検査をしたけれども、「検査が間違っていた」あるいは「違う血液」を輸血したと思い込んでいました。だから、過失だと思っていました。

血液の検査もしないで、その血液を輸血したのだったら、確かにそれは故意になると思います。日本では起こりえないことが外国では起こるのですね。不思議です。


Posted by Takkun at 2007年07月22日 19:32

はじめまして。この事件ですが、今日、被告は恩赦されてブルガリアへ送還されたそうです。フランスが介入してきたのも効果があったようですが(まあ、カダフィ大佐の子供たちは、パリでお痛いばかりしてるんで、大佐もフランスには頭上がらないんでしょう)恩赦を認めるに当たって、リビアはEU側に相当無茶苦茶な条件を要求したようで、結局のところ初めから、この事件は外交的理由が大きかったのだと思います。

Posted by 三沢 at 2007年07月24日 21:49

 三沢さん、はじめまして。
 これからもよろしくお願いいたします。
 どうも医療スタッフ6人は外交交渉の具に使われていたみたいですね。


Posted by 島谷 at 2007年07月25日 03:22

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