2007年06月22日

危害を及ぼすものに法規制は必要不可欠

 モラルに富みマナーを守る人だけしかいない社会ならルールはいらない。
 しかし現実にはモラル欠如しマナーを守らない人がいっぱいいる。
 これらの人達が社会に害毒を及ぼさないようにするためにはルールが必要だ。
 企業利益のことだけしか考えない場合を想定して話しを進める。
 安全装置や定期的メンテをしなければ100年に1回くらいの確率で10億円の被害をもたらす人身事故を起こす施設があったとしよう。
 この施設に1000万円の安全装置を設けメンテに毎月20万円かければ事故の確率が1万年に1回くらいになるものとしよう。
 1社だけでみれば100年に1回くらいの確率といったらないも同然だ。危険という意識を持つはずがない。
 危険意識がないのに安全装置に1000万円も投資したりメンテに月20万円の経費をかけるだろうか。
 絶対にかけまい。(キッパリexclamation×2)
 しかしこのような設備を持つ企業が100社あったら1年に1回はどこかで大事故が起きる確率になる。
 これを防ぐにはどうしたらいいか。
 利益だけしか考えない企業に自主的に安全装置を設け毎月メンテせよといってもするはずがない。
 安全装置を設け毎月メンテすることを義務づけ、それが実行されているかを検査し、違反していれば操業停止にする法令が必要だ。
 人間は神ではないから事故が起こるまでその危険を予知できなかった場合もあるだろう。
 過ちては改むるにはばかることなかれ。
 事故が起き今後も同じような事故が起こる可能性があることが判明したのなら早急に法規制することは必要不可欠だ。
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