2007年05月13日

それでも囲碁将棋はすたれまい

 渡辺竜王を苦しめたボナンザに6枚落ちでやっと勝つことができた。
https://qin.up.seesaa.net/kifu/070513.csa
 我輩の棋力では渡辺竜王に6枚落ちでは絶対に勝つことができるはずがないから現段階ではボナンザのほうが渡辺竜王より弱いだろう。
 また将棋必勝法が解明されそれがソフトに組み込まれたとしても駒落ち将棋では人間の方がソフトより下手に強くても不思議はではないと思う。
 運の伴わないゲームは最善の手は現状をより不利にならないようにするだけであって有利にするものではない。
 最善の手を着手するソフトは人間が悪い手を打つたびに追いついて行くだけだから損の累計をカバーできるだけのハンデでいい勝負になるはずだ。
 しかし人間は下手の癖を見抜き最善の手ではなく下手が大きな損をするような手を選ぶはずだから最善の手を選ぶソフトより大きなハンデで下手に勝てると思う。
 したがって、どんなにソフトが強くなっても下手を指導するレッスンプロは残ると思う。
 またトーナメントプロも絶滅するとは思えない。
 人間では誰が一番強いかという興味があってもいいのではないか。
 人間より強いものがあったら人間の競技が消滅するのではオリンピックなどありえないだろう。
 どんなに早く走る人間でも象や虎には敵うまい。
 渋滞がない高速道路だったら30分もかからない距離を2時間以上かけて走るマラソンを胸躍らして観戦する。
 それが人間というものではないだろうか。
 我輩は人間より強い囲碁対局ソフトや将棋対局ソフトが実現しても囲碁や将棋はすたれないと信じてやまない。
この記事へのコメント
>現段階ではボナンザのほうが渡辺竜王より弱いだろう。

それがですねえ、渡辺竜王と闘ったボナンザはネットで無料配布されているボナンザよりはるかに強いらしいですよ。
渡辺竜王も無料配布されてるボナンザとは数百局対局して、勝てる自信を持っていたそうですが、
本番のボナンザは高性能に改良されていて、予想していた弱点があまりなかったようです。
それで渡辺竜王の髪の毛が逆立つほど苦戦したのだと思います。


>人間より強いものがあったら人間の競技が消滅するのではオリンピックなどありえないだろう。

確かにそう思います。
ただ、囲碁の場合、例えば梶原九段のように 「勝敗はどうでもいい、次の1手の最善手に最も近い手はどこか?を知りたくて探求し研究する」
というタイプの人にとって、囲碁の対局は単なる人間同士の競争ではないかもしれません。
人間よりはるかに強い機械があれば、繰り出す次の1手に興味津々ではないでしょうか。



Posted by BK at 2007年05月13日 16:13

 梶原九段のような人は棋理を極めた対局ソフトが現れたら欣喜雀躍してそのソフトとの対局に没頭するのではないでしょうか。

Posted by 島谷 at 2007年05月13日 16:55

私が見たコンピュータ付チェスボード(自分が駒を置くとランプが点滅し相手の駒も自分が動かす方式)はもう20年以上前ですが、当時から、最強モードに設定して打つとランキングプレーヤー(将棋にあてはめればプロ棋士に相当すると思われる)でなくては勝てない、と言われていました。
でもチェスの人気が落ちたという話は聞きませんし、他にもコンピューターの方が強いゲームは山ほどありますから、人間相手のゲームの面白さとコンピュータの強さは無関係なのではないでしょうか。
どんなアイボ犬でも、本物の犬の代わりは勤まらないのと似ているような気がします。

Posted by moto at 2007年05月13日 21:27

>人間より強いものがあったら人間の競技が消滅するのではオリンピックなどありえないだろう

ソフト自体、人間が作った物だから
人間より強いものが有ったらと言う仮定に無理が有る。

ソフト自体が進化していけば別だが、

※梶原9段の様な天才肌の人が
過去の集大成のデーターに興味を示すとは思われない。

Posted by chr at 2007年05月13日 21:42

>過去の集大成のデーターに興味を示すとは思われない。

ソフトは過去のデータだけで着手してないでしょう?
過去のデータは参考にするけども、データがない局面では自力で先を読んで優劣を判断して着手してるのでしょう?
だから人間の発想に全く無い人間では気づかない好手を打ったりしてるのでしょう?


Posted by BK at 2007年05月13日 22:02

人間は空を飛べない。だから人間が作った物が空を飛べるはずがない。従ってライト兄弟は人間でなく悪魔の成り代わりに違いない。
とまじめに主張した人々がいたと、どこかで読んだことがあります。

Posted by moto at 2007年05月13日 23:23

 青は藍より出でて藍より青し
 人間が作って人間より優れた能力をもつものは数え切れないでしょう。

Posted by 島谷 at 2007年05月14日 03:43

人間より強いコンピューターが出来ても、私が友人達と打つ碁の楽しさはいささかも変わることがないと思う。だからアマチュアの世界では碁は廃れることはないと思う。
プロの世界ではどうだろうか。プロ同士の間でも人間としての最強は誰かということで闘争心というかそういう面では自分達は楽しいと思う。
プロに対するアマチュアのファンが減少しそうな気がする。

名人戦でも強いコンピュータが対局者よりもいい次の一手を次々と予測出来るような状況になれば
、ちょっと興ざめのような気がする


Posted by 勝手読み at 2007年05月14日 10:18

プロに対するアマチュアのファンが減少しそうな気がする。
 どうなんでしょう。
 あの棋士はコンピュータにコミ3目貰っただけで勝つことができるということで人気を博すことがあるかもしれません。
 また宮沢9段のような個性的な棋士や人間的に魅力がある棋士にもファンがつくと思います。
名人戦でも強いコンピュータが対局者よりもいい次の一手を次々と予測出来るような状況になれば、ちょっと興ざめのような気がする。
 コンピュータの予想と違う手を打ってえーっというのもオモロイのではわーい(嬉しい顔)

Posted by 島谷 at 2007年05月14日 10:47

カンニングが見つかったプロ棋士が、チェス全国トーナメントから謹慎10年の温情措置を受けたという。

毛糸の帽子に小型の端末を潜ませて、携帯に繋いで場外の人と交信、
協力者はコンピュータシステムで分析して次の一手を教えていた。
ttp://www.gizmodo.jp/2007/01/satomi10_1.html

コンピューターソフトが強くなりすぎると、こんな問題も起きているんですねえ。
将棋は目前に迫っていますから、不正を防ぐ手段も考える必要がありそうですね。

Posted by BK at 2007年05月14日 11:42

 ヒキというイカサマは真剣師(賭碁打ち)では常套手段のようですね。
 人工頭脳が人間を上回ったら賞金付きネット碁は成立しなくなるでしょうね。
 また正式手合いはオリンピックのドーピング検査のように身体検査が必要になるんでしょうね。

Posted by 島谷 at 2007年05月14日 13:20

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