小中学校の授業時間数を1日7コマにすることが確認され、5月に行われる第2次報告に盛り込み中央教育審議会による学習指導要領の改訂作業への反映を働きかけるようだ。
こどもの学力低下の原因をゆとり教育に押しつけ授業時間さえ増やせば学力低下を防げるという短絡的思考が支配しているとしか思えない。
確かに日本の授業時間は外国に比べて少ない方に属するがこどもの学力が高いフィンランドでは日本よりもっと少ない授業時間だ。
その代わりフィンランドは教員の質が高いという。
教員の質が低いまま授業時間を増やせば勉強嫌いや落ちこぼれを増殖するだけで学力レベルが上がることは期待できまい。
しかし教員の質を向上させるのは一朝一夕ではできない。
授業時間を増やすだけならバカでもできる。
授業時間を増やすことにより学力向上に一所懸命取り組んでいますよというポーズを見せ、それでも学力が上がらなかったらそれは家庭の責任ですと責任転嫁を図っているように思えてならない。
ここは「思い切って授業時間を減らして見る。」ぐらいの政策を出せないものか。それならケイマのツケコシの筋として評価したいが。
教員の質が同じでも教育効果を上げる一つの方法は教員が受け持つ生徒数を減らすことだと思います。一人が面倒を見切れる数は20人が限度ではないでしょうか。会社で40人ものグループを一人で掌握している管理職の例を聞いたことがないのですが。
教育にかける予算が少なすぎるのが諸悪の根元でしょうか。
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