2007年02月23日

疲れても懲りないコブ滑り

 ザッザッザッと雪を削る音が背後から迫ってくる。
 やがて吾輩の横をモーグラーが雪煙を蹴立てて追い抜いて行く。
 ピョンピョンピョンとリズミカルにコブを縫うように滑り降りて行く。
 あんな滑りができたら気持ちいいだろうなぁ。
 アレグロアレルギーのオイドンはあんな速いピッチでリズミカルに動くことができない。
 運動神経を鍛えるこどもの頃に病弱で運動らしい運動をあまりしていないため脳の判断をスキップして筋肉を動かすことができないのだ。
 歩くときでさえ、腹筋、背筋、足の筋肉などの状態を意識しながら足を動かしている。
 吾輩の動きは視覚、聴覚、触覚、嗅覚から脳で判断して筋肉に伝えるから速いピッチについていけないのだ。
 モーグラーのようにコブの溝に沿ってピョンピョンピョンとリズミカルに滑り降りれば無駄な体力を使わないで済むのはわかっているが速いピッチに追いつかないのでコブに跳ね飛ばされてしまう。
 そこでコブの溝にはまらないように腹筋に力を入れて足を踏ん張り思い切り制動をかけながら滑り降りて行く。
 オイドンにスキーを教えてくれた友達はオイドンの滑りを見て疲れるでしょうと言う。
 ホンマ疲れる。
 400mくらい滑ると息が切れるので立ち止まって一呼吸するようになる。
 リフトに乗っている間はもぞもぞと骨盤ストレッチをして腰の疲れの回復を図る。
 それでも懲りずにまたコブ斜面に向かうコブ中毒のオイドンであった。
この記事へのコメント
 スキー場にはモグラがいたりピョンピョン跳ねるウサギがいたり賑やかですね。
 記事を読んでいるとスキーをしたくなりましたがおいどんは高所恐怖症なのでかなりムズイです。トホホ

Posted by あど at 2007年02月23日 05:49

 テニスの審判席に座ることができるのなら高所恐怖症ではないのとチヤイまっかわーい(嬉しい顔)

Posted by 島谷 at 2007年02月23日 06:03

 アマテニスで審判席に座っているのは負けた証です。あの高さなら慣れてます。ナサケナヤー(ーー;)

Posted by あど at 2007年02月23日 07:20

高所恐怖症というのはどうも慣れで直っていくようです。
私もそのけがありまして、最初の頃はスキーリフトが
怖くてしがみついていたのが、いつの間にか平気になってしまいました。
9階のマンションに住んでいたときは下を見ると足が竦んだのですが、なれると何ともなくなってしまいました。しかし、低層に住むようになると元に戻ってしまうようで、最近はまた9階だとバルコニーから下を見ると足が竦みます。
しかし、怖いというのは大切なことで高所平気症になっている子供たちが隣のバルコニーに飛び移っているのを見てぞっとしました。

Posted by hiro at 2007年02月23日 08:33

年を取りますと年々運動神経が鈍り。反応がにぶりますね。又疲れ安くなりますね。最近特に感じていますので、車の運転には特にきをつけています。しかし島谷さんは、お若いのでお元気でなによりですね。

Posted by けすいせ ましよ at 2007年02月23日 09:46

 高所平気症はそばにいる人が恐怖ですね。^^
 一般人は高いところでは下を見ないようにと言われますが、鳶職は下を見ないと危険だと言います。

 けすいせ ましよさん、私の元気は空元気ですぐにボロがでます。

Posted by 島谷 at 2007年02月23日 13:48

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