2007年01月31日

楽しいツッコミ腹立つツッコミ

 吾輩の発言はツッコミビリティが超高い。
 口さがない後輩は「島谷さんはツッコマレたくてしゃべってるんでしょう。だからツッコマないと悪いと思ってツッコンであげてるんです。」とからかう。
 たしかに楽しいツッコミは大歓迎だ。
 しかし不愉快なツッコミをする人も少なくない。
 言葉尻を捉えて吾輩の言おうとしていることとは全く違う内容のことを吾輩が言っているものとしてツッコンでくるのだ。
 政治家や労働組合その他の圧力団体がよくやる手口だ。
 勝ち負けを争う議論なら有力な戦法だろう。
 卑怯な戦法と相手を非難するよりそのような隙を与えた自分を反省する必要がある。
 政治家や役人がツッコミビリティの低い発言に努めるのは相手に揚げ足取りをされないための防衛策に違いない。
 しかし日常会話やスキルアップをはかるための議論のときに論点をすり替えられるツッコミを受けると言葉の使い方が悪かった自分を反省する前に腸が煮えくりかえるような思いをしてしまう。
『私は○○について充分な成果が得られませんでした。これを踏まえて汚名挽回に努めます。』
A:オイオイ、汚名を挽回してどうする。汚名返上だろ。
B:あなたは○○を続けて恥の上塗りをするつもりなんですね。
 どちらも汚名挽回という言葉に対するツッコミだ。
 Aは文意を汲んだうえで言葉が間違っていることを指摘している楽しいツッコミなのに対してBは文意をねじ曲げて議論を進めようとしている腹立たしいツッコミだ。
 もちろん間違った言葉を使った発言者に非があるには違いないが待ってましたと発言者をやりこめようとするBには腹立たしさを感じる。
 きっとこの文章にも吾輩の言おうとすることと違ったことを吾輩が言っているものとしてのツッコミがあるんだろうなぁ。
この記事へのコメント
>きっとこの文章にも吾輩の言おうとすることと違ったことを吾輩が言っ
>ているものとしてのツッコミがあるんだろうなぁ。

すばやく先手をとられちゃったからツッコめないですー(笑)

Posted by fujisawa at 2007年02月01日 01:17

わーい(嬉しい顔)
 fujisawaさんや雀さんのツッコミは楽しいから大歓迎ですよ〜んわーい(嬉しい顔)

Posted by 島谷 at 2007年02月01日 03:35

 このブログはコメントの編集や削除をすることができません。コメントの編集や削除が必要な場合は私宛にメールをお願いします。
 半角文字の http:// が記載、お名前欄が空白または日本文字が全然ないコメントは投稿できません。ボタンをクリックしても投稿フォームが閉じないときはこれらに該当していないか確認してください。
 私は自説に固執しません。意見交換を重ねるに従いトップページの意見に修正が加えられますから議論される場合はコメントの流れに目を通していただけると幸いです。

棋譜投稿 ←をクリックすると碁盤付きのコメントが書けます。
        詳細はをご参照ください。

↓普通のコメントを書く

お名前:  [必須]

メールアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。