2006年10月14日

桂の間ヒントたいむ〜1回目

【発信者】 めろん

ここで、黒はケイマに受けようと思いました。dでも、そうなると白は下辺がとってもいい感じです。それでもいいのかな?
ちょっとご指南をお願いします

この記事へのコメント
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 右下は白の厚味がありますね。
 厚味からできるだけ遠ざかり相手に厚味の近くを打たせるのが理想です。
 従って普通に22一間トビがいちばんわかりやすいと思います。
 こう受けられると白も調子がつかないでしょう。
 23などと下辺を囲ってくれれば万々歳で24と左辺を構えます。

 さりとて左下隅のスソを狙ってツメればツメた石を挟撃しながら下辺に進出して調子いいでしょう。
 また左辺をワリウチするのはめろんさんの大好きな一間バサミからヒラキで下辺にあぐらをかいてしまうのがいいと思います。


Posted by 島谷 at 2006年10月14日 16:04

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小ゲイマ受けは私が白なら夢は大豪邸建設とトビを打ちます。
 こういう打ち方を白がしてくれるのは大歓迎という棋風の人なら小ゲイマ受けも立派な戦略だと思います。



Posted by 島谷 at 2006年10月14日 16:19

左上隅が まだ終わっていません。
 黒1まで打つのが 一つの型とおもいますよ。

右上隅は 白にどちらからカカラれても、
 大丈夫でしょ。


Posted by あき at 2006年10月14日 19:50

あきさん、型はヒラキまででしたか。そういうのがわかってないですね メモ
でも、下辺からカカられたので、右上辺ヒラいてたら、両ガカリされていよいよ下方面白模様になりそうなので、一間に受けることにします。あわよくば、右上辺にヒラキも打ちたいですが・・・
先輩、あきさん、ありがとうございました。かわいい

Posted by めろん at 2006年10月14日 21:17

あきさん、型はヒラキまででしたか。そういうのがわかってないですね 
 そんなことは有馬温泉。
 碁をそのように決めつけては進歩がありません。
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 いまは◇ケイマスベリにすぐに◆コスミと受けず手抜きが主流です。
 また白◇スベリと黒◆コスミの交換は黒を強化している意味があるので黒Aヒラキを急ぎません。
 ただし、この局面では黒Aがいいと思います。
 それは黒Aまでがワンセットなのではなく黒Aの価値が高いからです。
 右下隅は白も黒も厚い形です。
 厚い形からできるだけ離れた大場が最大の価値です。
 黒Bは厚味の方に近づいた小さな手で厚味から離れた黒Aが最大価値といえるのです。
 断じて黒Aまでが定石ではありませんん。誤解ないようにお願いします。



Posted by 島谷 at 2006年10月15日 03:53

小生も、あきさんの意見にノーと書こうとしていましたら、島谷さんが投稿されました。左上隅三子はすでに活き形で、左辺へのヒラキは苑田九段の言葉でいえば「三つ目の眼を作る」ことに相当します。

ただ、左下隅からのヒラキもかねているので非常に好形ですし、島谷さんのおっしゃるように右下隅の白壁から最も離れているところ(苑田九段の格言)という意味においても、非常に好点だと思います。

@自分が活きる
A相手の眼を奪う
B地が大きい

Bの価値は@Aの価値に劣りますが、、盤面見渡しても、@Aのところはなく、Bのところだけなので、左辺は大きいと思います。

ただ左辺へのヒラキは、相手にひびかないことが小生にとってはやや不満です。小生ならば、下辺に白からカカル(広くヒラク)価値が最大と思いますので、それを阻止して隅から大ゲイマにシマリます。

また右上隅は星ですし、白にどちらからカカラレても、コゲイマに受けます。しかし、白はR14からカカル方が大きいでしょう。黒が右上隅を受ければ、白は右下隅を押さえて、六間の幅がありますから、3〜4線から地にすると大きいです。黒がそれを嫌ってS7にスベれば、両ガガリします。

黒が左上隅を三々に受けて、白の二間ビラキの調子で、黒R14にコゲイマジマリを打つという三点セットの流れは、有段者並でスバラシイ!(白が二間ビラキをすると、上辺から星へカカル価値が小さくなります。つまり星へのカカリの方向の価値の差が大きくなるので、それを阻止するR14小ゲイマジマリの価値が大きくなります)

ただ、下辺と左辺よりはやや価値が小さかったと思います。左下隅を大ゲイマに受ければ白の大模様は期待できず、「四隅取られて碁を打つな」という格言のごとく、白の打ち方が難しいでしょうね。めろんさんの大好きな「地」に走るという碁形です。


Posted by Takkun at 2006年10月15日 08:32

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