遺族らは合祀の不服申し立てを何度も靖国神社に要求したが靖国神社が断固応じないので提訴に踏み切ったという。
靖国神社はいったん合祀したものは分祀できないということを蝋燭の炎にたとえて主張する。
蝋燭の炎に新たに蝋燭を継ぎ足して合体させれば一つの炎になり分けることはできない。
靖国神社に合祀された神は一体化したものだから蝋燭の炎と同じで分けることはできないという。
身勝手な理屈だ。
挙げ句の果てには遺族側も憲法で保障された信教の自由はあるだろうが靖国神社にも憲法で保障された信教の自由があると盗人猛々しいことをほざく。

もっとも身勝手な理屈を譲らないのは宗教団体の特性で靖国神社だけではない。
公理が違うのだから議論が噛み合うはずがない。
宗教団体に要求して拒否されたら議論するだけ時間の浪費で即座に提訴することが必要だろう。
しかし日本の裁判は決着するまで長い。
1審で分祀の判決が下されても靖国神社は控訴するだろう。
最高裁で結審するまで何年かかるだろう。
最高裁で分祀が結審されても強制執行されるまで靖国神社は分祀をしないに違いない。
それまでは勝手に合祀された遺族の苦しみが続くことになる。
このような靖国神社に公式参拝する小泉首相はじめ政府高官に憤りを感じる。
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