2006年07月28日

詰碁の謎

 詰碁に取り組むときいつも不思議に思うは必ず間違いの手が最初に浮かぶことだ。
 第一感で初手の正解が浮かぶのはその手筋を知っているときに限られている。
 知らない手筋の詰碁に出会うと必ず不正解の初手が第一感になってしまう。
 その第一感の手で手順を進め失敗し試行錯誤を重ねて正解に辿り着く。
 選択肢が100あったら1/100の確率で偶然に一発正解になっても良さそうなものだ。
 選択肢100のうち99を試みてすべて間違いで最後の1つが正解ということが続くのは宝くじに当たるより確率が小さいはずだ。
 無作為ではなく考えて選ぶのだからよりによって間違いばかりを選ぶのだろう。
 なぜ数ある選択肢のなかから正解を選ぶのが最後の最後になってしまうのだろう。
この記事へのコメント
全くお説の通りですね。失敗する可能性のあるものは失敗する。というマーフィーの法則そのものです。
だからプロでも詰め碁をやって常に感覚を磨くのでしょうね。
詰め碁でもそうですから、打碁となれば間違いは数知れずなのだと思います。
昔、将棋クラブの席亭が「ああ、間違えて負けてしまった」という常連の客に「図々しいことを言ってはいけません、我々の将棋は間違いだらけなんです。間違いの多い方が負けているだけなんです」と言っていたのを思い出します。

Posted by hiro at 2006年07月29日 16:38

 まぐれでもいいから1回目か2回目で正解にぶつかって欲しいとひがんでます。
 無作為に選択して1回目で正解を引き当てることが多い人が勝負強い人なんでしょうか。

Posted by 島谷 at 2006年07月29日 16:46

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