2006年06月10日

メンテ入札制度の問題点

 エレベーターの事故が多発している。
 この原因の一つとしてメンテが取り上げられている。
 官公庁の場合メンテが入札制度なので談合でもしない限りメンテ業者が猫の目のように変わるのが普通だ。
 これではまともな整備ができるはずがない。
 エレベータに限らずメンテしないと危険なものは法令で定期点検が義務づけられている。
 吾輩は法令で定められたボイラーの定期メンテに携わったことがあるがメンテはよほどのことがないと同じメンテ業者が続けるので新規顧客を獲得するのは難しかった。
 新規顧客を獲得したいためにメンテ料金を大幅にダンピングするメンテ業者もあったが、しっかりした顧客はダンピングされてもメンテ業者を変えることはなかった。
 いったん顧客を失うと再度顧客にすることは顧客の新規開拓より困難なのでメンテ業者を変えられないように誠意を尽くして作業をしたものだ。
 これがメンテの正しいあり方だと思う。
 吾輩はメンテの都度メンテ業者を入札で決めるのは安全確保のために好ましくないと思う。
 しかし官公庁が同じ業者に続けてメンテ作業をさせるとやれ談合だ、やれ業者との癒着だなどと騒ぎ立てる輩がでるに違いない。
 メンテ業者を決めるときの入札を1回ごとの契約ではなくせめて5年契約にすることはできないものなのだろうか。
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