2006年06月09日

極悪人の弁護士の心境

 憲法第37第3項に刑事被告人は、いかなる場合にも、資格を有する弁護人を依頼することができる。被告人が自らこれを依頼することができないときは、国でこれを附する。と記されている。
 誰の目から見ても弁護の余地がない極悪人でも弁護士を依頼することができるわけだ。
 被告が弁護士に依頼しても弁護の引き受け手がいない場合は国が弁護士をつけることになる。
 弁護士は国から指名を受けた場合断ることができるのだろうか。
 国から指名されても断ることができるとしたら誰も弁護を引き受けないという事態が生じそうだから特別な理由がなければ拒絶できないんだろうなぁ。
 弁護の余地がない極悪人の被告の弁護を命じられてしまった国選弁護士はどんな心境なんだろう。
 内心はできるだけ重い刑罰を与えたいが弁護士の職務として刑を軽くすることにベストを尽くさなければならないのはものすごいストレスだろう。
 裁判を引き延ばすことも弁護士としてとらなければならない戦術かも知れないが裁判が長期化すればするほどストレスが蓄積するに違いない。
 裁判を短期化する法制度が施行されたらいちばんほっとするのは国選弁護士なんじゃないかなぁ。
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日時: 2006-06-10 12:25