1回戦は16種類の王子サーブを駆使する福岡春菜選手VSポータ選手。
ポータ選手は身長170cmの長身で美貌の選手だ。
第1ゲームは得意のサーブで3本もサービスエースを取ったもののラリーは打ち負け6-11で落とす。
第2ゲームもラリーでは押され気味なものの3本のサービスエースのおかげで苦戦しながらも11-9でゲームカウント1-1に持ち込む。
第3ゲームは相変わらずラリーで打ち負けている。
G・ポータ選手は福岡若菜選手の強打を誘いロングのラリーに引きずり込まれているような感じだ。
サーブにも慣れてきたらしくサービスエースは1本しか取れず4-11で完敗。
この試合はだめかと諦めたが福岡春菜選手は根性を見せ苦しみながらも第4ゲームを11-7で取りファイナルゲームに持ち込む。
ファイナルゲームはラリーの応酬が続く見応えのあるゲームだった。
福岡春菜選手は苦しみながらも11-7でファイナルゲームを制して3-2で勝ち星をあげた。
ああそれなのにそれなのに、、、、
2回戦の福原愛選手VSトート選手の試合中に耳を疑う情報が飛び込んできた。
福岡春菜選手のラケットに使われているラバーを貼るための接着剤の成分が決められた量より多いのでルール違反によりハンガリーの勝ちになるという判定だ。
福岡春菜選手は次の試合に出ることはできるがそのラケットを使うことができない。
予備のラケットがあるから試合することはできるかもしれないが、ラケットを変えて試合に挑むのは相手との力量差が相当離れていなければ勝つことは至難の業だ。
これから試合する福原愛選手と金沢咲希選手のどちらかが試合を落とし福岡春菜選手まで試合が回ってきたらヤバイ状況だ。
福岡春菜選手はラバーの貼り替えをしていないから接着剤の違反は納得できない。
日本チームとしては判定に抗議したが受け入れられなかったようだ。
2回戦は福原愛選手VSトート選手
これほど手に汗を握る熱戦は今まであっただろうか。
第1ゲームは6-9から3本連取して9-9に追いつき、9-10にはなったものの10-10のジュースに持ち込んだ。
ジュースになってから両者譲らずジュースは9回にもおよんだ。
残念ながら18-20で第1ゲームを落とした。
第2ゲームも見応えのあるラリーの応酬が続き11-7でゲームカウント1-1になった。
第3ゲームは福原愛選手が完全に打ち勝って11-3の完勝。
福原愛選手は前陣速攻型だが軽快なフットワークが目立つ。
球に飛びついて叩きつけるような迫力のあるスマッシュが見事に決まる。
第4ゲームは7-3と押していたが捨て身のトート選手に6本連取され7-9となり1本取り返したものの8-11でファイナルゲームに持ち込まれた。
ファイナルゲームは福原愛選手のペースになり危なげなく11-6で取りゲームカウント3-2で福原愛選手の勝ちとなった。
なお福原愛選手のラケットは両面裏ラバーかとおもっていたが、よく見ると表側は赤色の裏ラバー、裏側は黒色の表ラバーだった。
3回戦はペンホルダーの金沢咲希選手VSロバシュ選手。
金沢咲希選手のペンホルダーによるフォアの強打は威力がある。
11-2・11-2・11-4の3-0で危なげなく勝利。
金沢咲希選手の気迫はすごい。
金沢選手はガッツポーズのしすぎで二の腕が筋肉痛になったという。
本来なら3-0で日本チームの勝利だが、1回戦が失格になりハンガリーの勝ちになってしまったから2-1ということで4回戦が行われる。
4回戦に入る前に観戦者に事情説明のための場内アナウンスがあった。
なにを言っているかドイツ語(英語かなぁ?)だからわからない。
4回戦は福原愛選手VSポタ選手。
福原選手はポタ選手とは過去3回対戦したことがあり3回とも勝っているという。
この試合も危なげなく11-6・11-7・11-8と3-0で勝ち日本チームは準々決勝を制しベスト4に入った。
アナウンサーがこれでメダル確定と叫んでいたが準決勝進出でなぜメダルが確定なんだろう。
銅メダルは3位と4位に与えられるのだろうか。
試合が終わったのは深夜10時すぎ。
トイレに駆け込み大を排泄してから布団に潜り込んだので寝付いたのが10時半すぎだ。
目下頭がボーッとしてまるで二日酔いのようだ。

素晴らしい実況ありがとうございます。読んでいて思わずガッツポーズをしてしまい筋肉痛になりマスタ。
今日は暖かく快晴。絶好のテニス日和。至福の一日の始まりにこんなに見事な記事を拝見して結城百倍。感謝です。♪
新聞記事やスポーツニュースのキャスターよりもずっと、わかりやすいですね。
やっぱ島谷さんは、優れた左脳をお持ちですよ。
>福岡春菜選手のラケットに使われているラバーを貼るための接着剤の成分が決められた量より多いのでルール違反により
これは、どうやって調べるのですか?
「分析装置」と「サンプル」は何?
そのルールは公平を期すためではなく、誰かを勝たさないために設けられたルールと思うのですが・・・変なルールですね。ジャンプのスキー板の長さの制限とか、水泳での泳法における制限とか、日本人が優勝したことで付け加えられたルールがたくさんあります。
>福岡春菜選手はラバーの貼り替えをしていないから接着剤の違反は納得できない。
相手国が国際卓球連盟に、賄賂を渡していたのかもしれませんね。あっ、そうか!このルールは、国際卓球連盟が、闇金を得やすくするためのルールか!(冗談です)
金沢咲希選手VSロバシュ選手のときは両者ラケットを審判に見せてから試合開始になりました。
卓球のルールは南海ホークスです。
特にラバーの規定は時代とともに変わるみたいですね。
私が卓球を覚えた頃はラバーを貼らないラケットやコルク貼りのラケットはルール違反でしたが、その前はOKだったようですね。
また、私が覚える前の頃はボールを指でつまんでサーブすることも認められていたようですが、私の覚えたときはそれは禁止されていました。
サーブのルールはさらに厳しくなり掌を広げて相手にボールが見えるようにしてから上に浮かせてからサーブしないと反則になりました。
私は掌に載せたままでなければスピードサーブを出すことができないので試合で勝ったためしがありません。
いまは更に厳しくなったようで金沢咲希選手VSロバシュ選手ではロバシュ選手が警告を受けていました。
さすがに香港戦は草木も眠る24時半からですから起きていることは不可能です。
と思ってテレビ番組表を見直したら夜7時からになってますね。
危なく見落とすところでした。
ありがとうございました。
⇔「目視で判断」
ええっ!神業ですね。見ただけで成分までわかるのですか!卓球の審判員というのは、神業の持ち主だけがなれるのですか?
「接着剤が決められた量より多い」の間違いではないでしょうか?それならば、目視でも可能かと思いますが、あまりに主観的だと思います。日本国内ではないかもしれませんが、国際的にはワイロの温床ですね。
愛ちゃんをターゲットにするのは、世界的に世論がヤバイから、福岡選手がターゲットにされたような気がしてなりません。
勝てたから、むしろ結束が強くなって、結果的にはプラスになったかも。香港戦が楽しみです。
今、愛ちゃんが一勝目をあげたところです!
接着剤の量が多すぎるというのが本当かもしれません。
あるいは裁定に時間がかかったところを見るとはみ出ている接着剤を削り取って成分分析したのかもしれません。
福岡春菜選手の球が曲がりすぎるということからラケットが調べられることになったとのことです。
解説、どうもありがとうございます。
以下は、小生の想像でしかありませんが、すごく納得しました。
このルールは国際卓球連盟の団体戦のルールではなく、今大会で初めて採用された特別ルールだったのですね。有力国が最初から福岡選手をターゲットにして要求したのを、国際卓球連盟あるいは開催国の連盟が採用したルールなのでしょう。
中国ならば非常に納得できます。このルールを採用しなければ、棄権すると強行姿勢を示したことだって十分に有り得ますね。そこまでされたので、連盟はしぶしぶ認めたのではないのでしょうか。こんな不合理なルールは、そうでも考えない限り、つじつまが合いませんから。
(まじめなルールならば、試合後に使用したラケットの判定するというのはおかしい。試合前に、ラケットを提出させて評価し、そのラケットのみ使用できるという方法をとるものでしょう。もちろん、その間に、ラケットに手を入れた場合は、失格にします。)
その規定を利用して、負けた側のハンガリーが強く抗議した。それで連盟としては・・・
でも、準々決勝は日本が勝って良かったですね。さらに、準決勝での福岡選手はすばらしかったと思います。
それとも中国などに情報が漏れていたバレバレだったんでしょうか。
バレバレだった真珠湾攻撃みたいなものだとすると日本の情報漏洩対策はお粗末すぎますね。
それならば、ますますと中国の可能性が高いと思います。自由主義圏の国は、他国の選手のデータを集めるのは金がかかるので、それほどではないでしょう。しかし中国は国家的に、全日本選手権などに複数の人を送ってビデオに収めていることでしょう。福岡選手が、日本の大会には一切出ていないならば秘密兵器とも言えますが、そうではないでしょうからバレバレです。
秘密兵器などという言葉は、日本のノーテンキなマスコミが言っているだけではないでしょうか?
それで中国が、日本とあたる可能性を考えて、やったのでしょうね。中国は世界の中でも、一番食えない国家だと思っています。
まあ、これは小生の想像に過ぎませんが。
日本は臨戦態勢のときでさえ真珠湾攻撃のようだ大事な情報が漏洩してしまう情報管理劣等国ですから平和ボケのいまでは秘密にできる情報なんてあり得ないんでしょうね。
「福岡選手」&「失格」で検索したら、たくさん出てきて、小生の推測が99%正しそうというのが、よくわかりました。
・これを進言したのは中国。
・狙いは、日本の福岡選手ただひとり。
・主催国/国際卓球連盟はこれを取り入れた。
・(中国はハンガリーをそそのかしたのだろう)
・審判団は福岡選手を失格とした。
選手は全員ではなく、サンプル抽出してやるそうですね。
そして最初150ppm以上で失格、再測定したら60ppmだったのでやはり失格とか?
えっ!何、それっ?
って感じです。それだったら、測定値が全く信用できないということではないですか。
これは「実はまともに測定していない」「とにかく福岡選手を失格にする」ということを、証明しているようなものですね。
キシレン用の簡易型計測器を、どっかのメーカに特注して作らせていたのでしょうかね。
うちの会社は分析機器メーカで・・・、キシレンは「揮発性」だそうですが、どうやって測ったのでしょうねえ・・・
監督・コーチ陣が(福岡選手が狙われていると感じずに対策を取らないとは)ノーテンキだったと思いますが、善良な日本のスポーツマンですから、止むを得ません。それに今回の場合は、まともに測定しなかったと思われますから、どうしようもなかったでしょう。同じ手口を使われないように日本卓球連盟は、「どんな装置を使って測定したのか」「なぜ、わずかな時間の間で、計測値が、150ppm→60ppmになったのか」などの回答を要求すべきでしょうね。
とにかく、福岡選手が失格になった準々決勝では日本が勝ち、準決勝で福岡選手が勝って本当に良かったです。パチパチパチ。
準決勝で日本がしたようにあらかじめラケットを審判に見せて承諾を得るのがいちばんだと思います。
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