
第11回農心辛ラーメン杯第10戦で日本チーム殿の羽根直樹本因坊は韓国チームの朴永訓9段に黒番中押し勝ちし日本チームは2勝目を上げた。
立ち上がり朴永訓9段の12ケイマにビックリ!こんなカチカチな打ち方で勝てるのだろうか。しかも13ツケに14オサエとキカサレている。羽根本因坊相手ならどんな打ち方をしても勝てると思っているのだろうか。
戦いは朴永訓9段の28ハネアゲから始まった。40ハイコミのとき羽根本因坊は41オサエを打ったがなぜ42ノビとアジよく封鎖しなかったのだろう。46までの分かれは白が儲けたのではなかろうか。47コスミにもビックリ!!このようなアジ悪の手が羽根本因坊流なのかな。48肩ツキからの消しがピッタリな希ガス。
左下隅57ツメから下辺で戦いが勃発した。67ツケに68キリを打ってから70ブツカリにぶったまげた。76まで実利と厚味の分かれになった。朴永訓9段は厚味派なのだろうか。86までの局面は吾輩の素人目には朴永訓9段が優勢に見えた。
閉店ガラガラとも思えた88コスミのとき羽根本因坊はチャンスを捉えた。89フクラミから93ソイが痛烈!!!95山高ボウシと耳赤のような手で上辺からの白5子が一気にウスクなった。
このまま猛攻をかけるのかと思ったら左上隅101ハイとヨセる。朴永訓9段も右下隅102トビコミとヨセる。両者とも中央はホットケーキなので気が気でない。
やっと羽根本因坊は115カドと中央の白の攻めに回り一気に優勢になった。
朴永訓9段の184オキはモチコミとなり190ホウリコミに191オリキリとアジを封じて朴永訓9段は投了した。
勝った羽根本因坊は3月9日から上海で始まる第3ラウンド第11戦で中国チームの古力9段、常昊9段または劉星7段のどれかと対戦する。
羽根本因坊の3連勝に期待したい。

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