銀星囲碁というと500DSiポイントでダウンロードしたDSiウェア銀星囲碁の嫌なイメージが頭をよぎったがDSiLLで棋譜が記録できる魅力に負けて購入した。
銀星囲碁DS中級編は2人対局モードにすると1台のDSiで人対人の対局ができて20局まで保存できる。この機能を利用して棋譜の記録をするので棋譜ファイルとして保存できるわけではない。
銀星囲碁DS中級編で保存した対局を棋譜ファイルとして保存するには銀星囲碁DS中級編で対局を再現しながらパソコンの棋譜ソフトに1手ずつ手入力する必要がある。DSiLLからパソコンに棋譜を転送というわけにはいかない。
原始的な方法ではあるが重いパソコンを持ち歩くよりはDSiLLで棋譜を記録して家に帰ってからパソコンに手入力する方が楽だ。また手入力することによって囲碁の勉強にもなると前向きに考えることにした。
ただ不便なのは間違えて記録したのを途中で気がついても訂正することができない。その場所まで手を戻して訂正するとその手以降の着手の記録が消滅してしまうから入力し直さなければならない。間違えて記録してから後の着手を覚えていないと大変な事になる。銀星囲碁DS中級編で棋譜の記録をする場合は誤入力のないように念には念を入れる必要がある。また対局者の名前や段級位を記録することができないのも不便だ。
銀星囲碁DS中級編の対局機能で便利なのは読みモードだ。対局中に読みモードにするとその局面から自由に交互着手することができ中断すれば即座に対局の局面に戻ることができる。対局者が考えている間に勝手にこうでもないああでもないと着手しても対局者が着手したら即座に元に戻して棋譜の記録ができる。
棋譜ソフトだと記録中の棋譜に勝手に入力すると対局者が着手したときその局面まで戻すのが大変だ。銀星囲碁DS中級編の読みモード機能はなかなか便利だと感じた。
銀星囲碁DS中級編の対局モードには一色碁と目隠し碁の機能がある。
一色碁や目隠し碁の相手を銀星囲碁DS中級編にさせるとかなりの脳トレになる。
銀星囲碁DS中級編のCPU対局の棋力はDSiウェア銀星囲碁と同程度しかないが一色碁や目隠し碁にしても棋力は落ちない。しかもときどき突拍子もない手を打つから覚えるのが大変だ。ボケが進行している吾輩は途中で銀星囲碁DS中級編が打った石を見失ってしまいアタリになっているのを気付かずトラレてしまったりして9路盤でもなかなか勝てない。
コンピューター囲碁は弱すぎてつまらないという人でも一色碁や目隠し碁にして対局すれば楽しめると思う。
銀星囲碁DS中級編には囲碁教室があって布石や手筋の次の一手や詰碁が収録されている。易しい問題が多いが油断すると間違える問題もときどきあるから楽しめる。
銀星囲碁DS中級編は買って損をしないソフトだと思った。
ただ保存した棋譜をSGF棋譜としてSDカードに保存出来る機能と対局者情報の記録や着手を修正できる機能がないのが残念だ。
また変化図を記録できる機能も欲しかった。
これらの機能をサポートして囲碁教室に玄玄碁経、発陽論、官子譜などの古典詰碁が収録された銀星囲碁DS上級編が発売されたら絶対に買おうと思っている。
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