Seesaaにかぎらず他のブログもTwitterと連携しているようなのでTwitterはますますアンテナサイトとして栄えるだろう。
しかし吾輩はTwitterでつぶやく気になれない。
140文字しか書けず改行がないのでは1行メモではないか。
140文字あれば情報は充分に伝えることができる。俳句や川柳は17文字、短歌は31文字で濃い内容を表現しているではないか。つぶやきなら140文字で充分だという意見もあろう。
ごもっともではある。
しかし少ない文字で充実した内容を表現するには推敲を重ねる必要がある。つぶやきというのは思いついたことをそのまま気軽に発表することではなかろうか。表現力が下手で冗舌な吾輩には140文字未満ではまともなつぶやきができない。
また表現力豊かな人は写真や動画を入れてつぶやきたいことが多かろう。写メがはやっているのはそのような用途が多いことを物語っている。
1行メモの掲示板は昔からあったがさほど普及しなかったのは写真や動画に対応していなかったからだろう。
Twitterは写真や動画に対応はしていないがURLを書き込むと自動的にそのURLにリンクが貼られる。
写真や動画はウェブアルバムやYoutubeにアップしてそのURLを貼り込むという手法で写真・動画付きのつぶやきができるということでTwitterが人気を博したのだろうか。
しかし後発のミニブログは写真や動画をサポートし文字数も255文字程度まで書けるようになっている。また改行もサポートしている。FC2 PIYOはコメントを子記事としてまとめるなど大幅に進歩している。
140文字と255文字とは僅か115文字しか違わないように見えるが使い勝手は大違いだ。
たとえばWindows Live フォトのデータURL
http://obfphg.bay.livefilestore.com/y1pNelZlZYGRwd
ACzPUVDJYop5on3NyV7KPtGBdfjN8P4w6SQUFNEK_35
N3_M4jneOSy4iRItOKVj2rlL7ZtRH85w/IMG_0342.JPG
を貼り込むと255文字なら117文字残るが140文字では2文字しか残らない。
2文字ではなにもつぶやくことはできまい。
こんなお粗末を絵に描いたようなTwiterなのに普及が進むのは後発ミニブログがスタートしたときには後発ミニブログが追いつけないほどの利用者を確保したからなのだろう。
利用者が多ければ情報を広げるのに便利だからTwitterに情報を記したサイトのURLをアップする利用者が増える。
情報提供者が情報の発信にTwitterを使っていれば情報を受信したい人はTwitterにアクセスせざるをえない。
Twitterはつぶやきサイトではなくアンテナサイトとなって利用者が利用者を産みどんどん繁盛していくだろう。
考えてみれば機能がお粗末でも利用者が多ければ機能の優れたものを寄せ付けないものがいっぱいある。
QWERTYキーボードがいい例だ。このキー配列は初期のタイプライターが速い打鍵だとキーが絡まってしまうので速い打鍵ができないようにしたものだ。操作性が悪いのはアッタリ前田のクラッカーだ。しかし速いキー操作をしてもキーボードが壊れないようになりキー操作しやすいように改良されたDvorak配列や親指シフト配列が現れたのにも関わらずQWERTY配列は廃れない。むしろDvorak配列というと「それなぁに?」という人の方が多いだろう。QWERTY配列が使いやすいからではなく大勢の人が使っているからメーカーもQWERTY配列のキーボードを作り、それが多いからキーボードを使い始める人もその配列に慣らされてしまうのだ。
後発ミニブログの機能はTwitterを凌駕している。後発ミニブログが利用者を増やすためには機能を強化するだけではなく他のサイトとの連携強化を図る必要があると思う。
それなのに後発のミニブログが他のサイトと連携しようとしている様子が見えない。せいぜいつぶろぐがeXciteニュースと連携しているくらいのものだ。
これでは他のサイトと連携を強化しているTwitterに追いつくはずがない。Twitterの独走は当分続きそうだ。
「Twitterはつぶやきサイトではなくアンテナサイト」全く同感です。
今はテニスのグランドスラムが開催されるときにTwitterでつぶやくくらいですね。熱心なテニスファンのつぶやきを聴いているだけで楽しいですね。
英語がわかると楽しさは倍増するかもしれませんね。
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