八ツ場ダム交渉不発 意気込む前原国交相、住民「何を今さら」 2009/09/23 21:18 「住民の苦労と不安に耳を傾けたい」と意気込む前原誠司国土交通相。「何を今さら」と反発する地元住民。23日に八ツ場(やんば)ダム(群馬県長野原町)を視察した前原国交相を待ちかまえていたのは、住民らの強硬な反発だった。結局、この日は、地元首長らとは会えたものの、住民の生の声は聞けずじまい。国民の圧倒的な支持を受けて発足した民主党政権だが、政権公約(マニフェスト)の現場では厳しい現実にさらされた。八ッ場ダムの前原国交省と地元住民との意見交換会は住民がボイコットしたため中止された。
住民が八ッ場ダム建設中止に撤回を求める気持ちは痛いほど理解できる。
しかし意見交換会をボイコットすることには賛成できない。意見交換会は住民が前原国交省に直接意見をぶつけることができる最大のチャンスだ。それをボイコットして反対・反対と騒ぐのでは何でも反対の住民エゴと同じになってしまう。
住民は「建設中止を前提にしての話し合いに応じられない、白紙の状態で話し合うべきだ」と主張しているが無理難題というものだ。
住民側の意見は建設中止撤回で民主党側の意見が建設中止と対立するから交渉になるので一方の意見を白紙にせよというのは問答無用に等しい。
民主党は選挙前からに八ッ場ダム建設中止をうたっている。
それを交渉前の段階から白紙に戻すことは立場上あり得ないだろう。交渉前から白紙に戻すことを始めたら一事が万事すべての行政改革ができなくなってしまう。
八ッ場ダムの建設中止を強行するか撤回するかはソロバン勘定で行うべきだ。
八ッ場ダムを建設中止した場合は地元住民を含め関係者に相応の損害賠償金を支払うべきだ。この損害賠償金の額は膨大ではないかと思う。
八ッ場ダムの建設を続行した場合に要する費用と建設中止した場合の費用を比べ後者の方が大なら建設中止を撤回することになろう。
地元住民は建設中止された場合の損害補償を提示して八ッ場ダム建設中止を撤回した方が国にとって得策だと納得させるべきだ。
ただし法外な損害補償額の提示はゴネ得だと思われて国民の反発を買うだろう。ゴネ得だと思われないように建設中止された場合に自分たちがいかに損害を受けるか第三者がわかるように説明する必要がある。そのためにも説明会のボイコットはあってはならないことだ。地元住民は民主党を相手にするつもりではなくマスメディアを相手にするつもりで自分たちの窮状をPRすべきだ。
渇水時の貯水
利水
以上3点で八ツ場ダム中止でしょう。
立派な人々が 何故いままでこの3点がわからなかったのだろう、悲しいことですね。
昨日の 交渉等はとんと頭には入りません。
その上で自分の利権に結びつくから推進したのだと思います。
しかし、中止か中止でないかの判断は役に立つか立たないかではなく中止した方が損が少ないか中止しない方が損が少ないかですべきだと思います。
私は八ッ場ダム工事を継続した方が損害が少ないのではないかという気がします。(計算をしたわけではありません。あくまでも憶測です。)
私はいつもここで引っかかりますね。
工事落札分は進めて それ以降は延期すればどうかなとおもいます、
民主党は補正予算の組み替えで金の捻出もあったのでしょう。
ここまで作って未来永劫中止はないとおもいます、後は 損害賠償ですか、私は知らんよ。
まともに交渉しても、議論で勝ち目は無いということでしょうね。
ダム建設を中止した場合に自分たちが被る損害を主張し賠償要求すればいいのです。
賠償額が勝訴できる金額で膨大なものならばダム建設中止を撤回せざるを得ないでしょう。
さらに加えて、判決が出るまでには、相当の年数がかかるでしょうね。
住民としては、対立姿勢を崩さず、自民党の復帰を待つぐらいしか、最善策は無さそうです。
民主主義は日本には適していないんですね。
どの程度やるのかは、明確にしていません。
彼らは、まだまだ翻弄されそうです。
気の毒な住民はどの政党が政権をとってもますます気の毒になる希ガス。
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