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第57回NHK杯囲碁トーナメント金秀俊8段vs安斎伸彰6段戦。握って先番となった金秀俊8段は張栩5冠や河野臨9段が愛用している最近流行の135の構えを敷いた。├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
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この135の布石はなんというんだろう。
3と黒Aなら道策の構えで1と道策の構えとの組み合わせた13Aの布石は中国流だ。
また13Aでなく13Bなら高中国流だ。
吾輩は3と5が道策の構えを1路狭くしているので右下隅の構えをミニ道策の構えと呼んでいる。
解説の柳時熏9段は「5が中国流より下にあるからベトナム流だと言っている人がいた。」といった。
なるほどぉ、世界地図を見るとベトナムは中国の下にある。
しかし、それならミャンマー流でも北朝鮮流でもいいじゃん。と、一瞬思ったがミャンマー流とか北朝鮮流と言ったらイカサマ流とかペテン流のイメージがあってよくないなぁと思い直した。
ベトナム流だとベトナム戦争の泥仕合が思い浮かぶ。この布石にピッタリのイメージだというような気がしてきた。
この対局も135の構えのところで泥仕合が展開され安斎伸彰6段が技ありを取った。
しかし上辺の戦闘で失敗し157手で金秀俊8段の中押勝となった。

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