2009年07月30日

18歳から成人

2009年7月29日 20時40分 ( 2009年7月30日 01時37分更新 )
<成人年齢>「18歳に」 実施時期は国会判断…法制審部会
 成人の年齢を20歳から引き下げる民法改正の是非を検討してきた法制審議会の民法成年年齢部会は29日、18歳に引き下げるのが適当とする最終報告書を取りまとめた。公職選挙法改正により選挙年齢も引き下げて成人年齢と一致させるのが望ましいとし、拡大の懸念がある消費者被害の対策充実など一定の環境整備も必要と指摘した。その上で、法改正の時期は「国会の判断に委ねるべきだ」として明示を避けた。
 法制審議会の民法成年年齢部会は成人の年齢を18歳に引き下げるのが適当とする最終報告書を取りまとめた。
 遅きに失する感が拭えないがやっと18歳以上を成年として認められるようになったことに安堵感を覚えた。
 昔は数え年15歳で元服して成人として扱われた。「15で♪ねえやは♪嫁に行き♪」と赤とんぼで歌われているところをみると数え年15歳で結婚する女性も少なくなかったのだろう。
 当時より現在の方が発育がいいはずだから当時より成人扱いする年齢が低いことに違和感がある。
 吾輩的には成人年齢を義務教育が終了した15歳以上にすべきだと思っているが国際法との関係があるから18歳未満を未成年とするのはやむを得ないだろう。
 飲酒が問題になっているが20歳にならないと飲酒できない方が現実と乖離しているのではなかろうか。
 大学の新入生は浪人をしなければ18歳だ。新歓コンパでアルコール飲料を飲まない大学のサークルはあるのだろうか。これは現行法では犯罪だ。だからマスコミにつけまわされる有名人は新歓コンパではアルコール飲料を口にすることはできない。
 飲酒に限らず現実と乖離した法規制があるから法を破るのことに罪悪感をもたない社会になってしまうのだ。
 成人年齢を18歳に引き下げると消費者被害の拡大が懸念されるとの声もあるがそうならないように教育するのが保護者の務めではないか。18歳を過ぎても保護者任せでは過保護にすぎよう。
 吾輩はテレビのアンケートで成人の線引きを18歳にすると17歳か18歳か区別するのが難しいという反対意見を言う人間がいて呆れかえった。その人は20歳と19歳の区別するのは簡単だというのだろうか。線引きの年齢がいくつだろうが見た目で判断するのが難しいことは20歳だろうが18歳だろうが変わりない。
 成人でなければ商行為してはならない場合は見た目で判断するのではなく自動車免許証その他の年齢を証明できるものの提示が必要なことが必要だろう。
 くだらない反対意見に惑わされず1日も早く報告書に基づき成人年齢を18歳に引き下げる法律の改正をして欲しい。
18歳は大人? どうなるギャンブル、飲酒、選挙権… 2009/07/30 00:21
 法制審議会(法相の諮問機関)の部会が「成人年齢引き下げ」を容認したことで、「18歳成人」が現実味を帯び始めた。飲酒やギャンブル、選挙権など「20歳」が線引きとなっている分野は数多く、単純な民法改正にとどまらない大きな影響が予想される。責任を伴うことにもなる「大人の範囲の拡大」。引き下げに対する関係機関の反応は…。
この記事へのコメント
おはようございます。
 20歳以上が成人と言うのは 世界247カ国?で 8カ国のようですね、世界で相当送れています。

 18歳成人とすれば キチンと成人教育を
 義務化しましょう(賛成です)
 

Posted by あき at 2009年07月30日 08:13

おはようございます。
 成人として必要な知識は幼児期からみっちりと教育する必要がありますね。
 小学校の必修科目に成人教育を取り入れるようにして欲しいです。

Posted by 島谷 at 2009年07月30日 08:53

狙いは、納税の義務。
常識的な社会教育の強化には賛成。

学校に、連帯保証人・選挙勧誘・賭博行為・法廷闘争、持ち込むのは感心しない。

扶養の義務が無くなるから、先進国では低い
高等教育率が落ちるだろうし。

民法より、刑法を引き下げるべき。

Posted by zz at 2009年08月01日 18:30

民法より、刑法を引き下げるべき。
 禿同
 法律全体で統一しなければいけないですね。

Posted by 島谷 at 2009年08月02日 03:14

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