2009年05月27日

毛嫌いされるクローン食品

クローン食品 消費者7割「気持ち悪い」 2009/05/27 01:28
 クローン食品を安全と結論づけた内閣府の食品安全委員会に、1カ月で172件の意見が一般から寄せられ、そのうち7割程度が「気持ち悪い」など批判的意見だったことが26日分かった。委員会ではこうした意見に配慮して、下部組織の専門調査会で、安全性評価について再審議を行うことを検討している。
 クローン食品を毛嫌いする消費者が多い。
 それを配慮して『遺伝子配合の原料を使っていません』などのレッテルを貼った食品も売られている。
 戦争直後の物資不足時代にサッカリン、ズルチンなどの発がん物質で育った吾輩はクローン食品など全然気にしない。安くて美味しければ喜んで食べている。
 消費者はなぜクローン食品を嫌うのだろう。
 自然ではできないものということだろうか。
 それなら今の農産物はすべて自然にできたものではない。人工的に品種改良を重ねたものばかりだ。
 また人間が遺伝子を組み換えたのが気持ち悪いというのなら輸血や内臓移植はどうなんだろう。
 遺伝子の組み換えは気持ち悪いが細胞の入れ替えは気持ち悪くないというのだろうか。
 クローン食品を拒絶反応する人は輸血を拒絶する宗教を野蛮だと嗤うことはできまい。
 世界は食糧危機に瀕している。
 我が国も食糧自給率が40%に満たない。いつ食糧危機になってもおかしくない状態だ。
 効率よく食料生産できるようにクローン食品を開発することは絶対に必要だ。
 終戦直後の食糧不足時代まず〜〜〜い農林1号というさつまいもが配給された。餓死を防ぐために生産性の高いさつまいもを開発したのだろう。そんなまずい芋でも皆むさぼり食べたものだ。
 我が国の食品安全基準は外国より厳しいはずだ。我が国の食品安全委員会で安全と認めたクローン食品なら吾輩は安心して食べる。
 クローン食品をどうしても食べるのが嫌だという人間は食べないのは勝手だがクローン食品の開発を妨害する運動はするなといいたい。
 クローン食品反対派が食糧危機になって餓死するのは身から出た錆だがそうでない人間まで巻き添えにしないで欲しい。
 クローン食品反対派の人間はクローン食品開発反対ではなくクローン食品の明示義務設定運動と偽装表示の監視に専念して欲しい。
この記事へのコメント
おはようございます。
 問題のクローン食品は 多々ありそうですが
 牛のことでしょう、
 子供の頃 乳牛の種付けを見ましたが オス牛の精液をメス牛に注射するのでした、この精液を人工的に作ることでしょう(おそらく)

 まるっきり人体に影響なしってことはないでしょうが、生活し生きていくのは 許容範囲内でしょう、私は肉はほとんど食べません、
 肉そのものを食べないという意味です、
 (胃潰瘍に敏感に反応します消化に悪いです)

Posted by あき at 2009年05月27日 08:35

おはようございます。
 自然食品は安全だという迷信がありますね。
 自然食品でもフグには毒があるし他にも危険な食べ物がいっぱいあるんですがねぇ。

Posted by 島谷 at 2009年05月27日 09:06

こんにちわ。
私は遺伝子組み換え植物やクローン家畜も将来の食糧危機を克服するための技術として受け入れていくべきと思っています。自分が食べる分には抵抗はありません。
ただこれらの技術は発展途上なので、後から「実は危険だった」とわかるかもしれません。農薬とか食品添加物も今は規制されているものでもかつてはバンバン使われていた訳です。
いまスーパーで売られている大豆製品は「遺伝子組み換えでない」と表示されています。
私はウソやろ・・と思います。
世界で生産されている大豆の93%は遺伝子組み換えなのです。日本の大豆は92%輸入に頼っています。日本が輸入している大豆がみな「遺伝子組み換え」でないはずがありません。
新しい技術が危険なのではなく、新技術を拒否する無知な消費者の方とそれに迎合してウソを垂れ流している供給者の方が問題でしょう。


Posted by みんみん at 2009年05月27日 16:32

現在街で売られている果物類は9割以上(ひょっとしたら99%)クローンのはずですが、最近では誰も不平を言いませんねえ。結局は馴れの問題なのでしょうか。

Posted by 通りすがり at 2009年05月27日 22:10

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