2006年01月15日

富士山の中の黒は弱い石なの?????

┌┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼◆┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
 今日のNHK講座は弱い石の逃げ方。
 プロローグとして井目でおなじみの富士山の形が映される。
 えexclamation&questionこの◆は弱い石なのぉexclamation&question
 井目置いた下手がそう思うのは当然なんだけど、弱い石ではありませんよって教えるのがほんとじゃないのかしらん。

┌┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼◆┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
 講師の大森8段はコスミからカカエまでの図を示し、を犠牲にして堂々と脱出できた解説する。
 えっexclamation&questionこの進行がおすすめなんですかぁexclamation&question
 拙者が白なら黒がこう打ってくれたら嬉しいなぁ。
 富士山の白を固めるお手伝いをして脱出しなければならないほど◆は弱い石なんだろうか?
 納得できないなぁがく〜(落胆した顔)
この記事へのコメント
> え!?この◆は弱い石なのぉ!?

三対一で挟まれていますから、一応見た目は弱い石ではないでしょうか。

> 富士山の白を固めるお手伝いをして脱出しなければならないほど◆は弱い石なんだろうか?

「ハネて、切って、抱えて」と三拍子揃った明快な手順ですが、特に最後の富士山のてっぺんを制する姿が素晴らしい!
黒に何か不満のところがありますでしょうか?

Posted by 棋譜大好き at 2006年01月15日 14:11

三対一で挟まれていますから、一応見た目は弱い石ではないでしょうか。
 私は5対3で黒が圧倒的に強いと思っていました。
「ハネて、切って、抱えて」と三拍子揃った明快な手順ですが、特に最後の富士山のてっぺんを制する姿が素晴らしい!
黒に何か不満のところがありますでしょうか?
 そうなのですか。
 私の感覚はメチャクチャなんですね。
┌┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼11┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼1210┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤

┌┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼11┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼12┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼10┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤


 私は左図のような形は白が面白いと感じてしまうのです。
 この感覚を直さなければいけないのですね。


Posted by 島谷 at 2006年01月15日 14:33

> 私は5対3で黒が圧倒的に強いと思っていました。

ハハハ、「視野」が広いのですね。(^o^)

島谷さんは強い人ですから、その感覚は正しいです。しかし図からの「黒の打ち方」を説明するには黒が弱い石よと仮定した方が便利です。もしその黒は強い石よと言うと、周りの3白石の立場もないし、TVの解説者の立場もなくなるのではないでしょうか。

┌┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼●┼┼┼┼┼●┼┼○┼┼●┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼1┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼●┼┼┼┼9○362┼┼●┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼11745┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼12108┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤

> 私の感覚はメチャクチャなんですね。
> 私は左図のような形は白が面白いと感じてしまうのです。この感覚を直さなければいけないのですね。

いえいえ、主観的にその感覚で良いと思います。実際その感覚でなければ、置き碁の白なんて打ってられませんよね。(^o^)

ただし客観的に図を眺められると分かりますが、
黒は確かな姿を確立し、白は黒5の種石さえもまだ取れていません。これでは局面の優劣は一目瞭然ではないでしょうか。

因みに図の白12は何をしているかよく分かりません。つぎ左上隅の白をコスミツケられたら、黒大地出現になります。

Posted by 棋譜大好き at 2006年01月15日 15:07

因みに図の白12は何をしているかよく分かりません。つぎ左上隅の白をコスミツケられたら、黒大地出現になります。
┌┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼13┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼14┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼11┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼1210┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
 私の碁は下手にしか通用しないインチキ碁なものでふらふら
 13コスミツケには14から迫って黒に脅しをかけるつもりなのでした。
 8子以上差がある相手だとこんな乱暴な手で暴利を得たりしたのでした。
 私の碁は強い人はもとより下手であっても棋力の近い人には通用しないのです。もうやだ〜(悲しい顔)

Posted by 島谷 at 2006年01月15日 15:26

> 13コスミツケには14から迫って黒に脅しをかけるつもりなのでした。8子以上差がある相手だとこんな乱暴な手で暴利を得たりしたのでした。

なるほど、このような精巧な戦法を用意されていたわけですね。今度拝借させて頂きたいと思います。\(^o^)/

(上記の白14までの進行でも、客観的に見て黒の打ち易い局面である事は否めない事実かと思います)

Posted by 棋譜大好き at 2006年01月15日 15:41

(上記の白14までの進行でも、客観的に見て黒の打ち易い局面である事は否めない事実かと思います)
 私も4子程度の棋力差なら黒の打ちやすい局面だと思います。
 8子以上の棋力差だとこの形になると私の勝率は非常に高いので黒にこう打たれるのが大歓迎だったのです。
 因みに私の勝率が悪い進行は、小ゲイマガカリをカタツキしてそのままずるずるノビられる打ち方でした。

Posted by 島谷 at 2006年01月15日 15:48

> 8子以上の棋力差だとこの形になると私の勝率は非常に高いので黒にこう打たれるのが大歓迎だったのです。

そうでございましたか。その図は基本的には黒の圧倒的な優勢ですが、でも何かの場所で間違い易いわけでしょうね。そうであれば、「それまでの手順」が悪いのではなく、「そこからの打ち方」を勉強すべきでしょうね。

そう言えば、いつかまたみつ社長が「九子局の白の打ち方」(天石流?)を力説されていたのを思い出します。
「黒の打ち方」を説くのはよくありますが、「白の打ち方」を説くのは初耳です。でも説得力があったので、阪神半疑に肖って見たのですが、これはイマイチ狙いがはっきりせず、下手の黒にはあんまり利かないようです。こりゃあかんと、元の自分の「乱刀流」に戻して、九子局の白番を時折楽しんでおる次第でございます。

Posted by 棋譜大好き at 2006年01月15日 17:33

「それまでの手順」が悪いのではなく、「そこからの打ち方」を勉強すべきでしょうね。
 たしかにそうですね。
 言われて見れば当たり前のことに気がつきませんでした。
 へぼの戯言でお耳を汚して申し訳ありませんでした。

 ひとこと言い訳をさせてください。
 私は、黒が2子多い圧倒的に黒が優勢な場所でこの程度の白不利な分かれになるのだったらかなり追いついたと思い大満足だったのです。
 また、この方が肩ツキからずらずらノビ出されるより紛れが生じやすいと思っていたのです。
 私の碁は正しい手より相手が嫌がりそうな手を打つことに専念する邪道の極値なので下手な人以外には通用しないのです。がく〜(落胆した顔)

Posted by 島谷 at 2006年01月16日 04:25

私は黒だったら、頭突きして白の伸びない方へ飛びます。一目抱えられるのがつらくないですか?
白持っていたら、一目抱えさせてもらえるのは非常にありがたいですね。

Posted by とんぼ at 2006年01月16日 10:06

私は黒だったら、頭突きして白の伸びない方へ飛びます。
┌┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼B┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼A┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
ゴツンですか。
 私ならの方にヒキ、トビならノビをキカシてから三々に飛び込みます。
 白が打ち回しているように感じるのですがどうなんでしょう?



Posted by 島谷 at 2006年01月16日 10:29

なるほど、凝ってますね〜。
良くない。

Posted by とんぼ at 2006年01月16日 16:30

深夜ドラマ「富士山バラバラ事件」 ^^

┌┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼・┼┼┼┼┼・┼┼┼┼┼・┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤


Posted by 棋譜大好き at 2006年01月17日 00:45

お、
富士山、冠雪ぅ〜。天元に初日の出^0^
雪解けか^^;;

Posted by とんぼ at 2006年01月17日 02:15

 こんなこと黒に打たれたら
井目はダウト
って叫んで碁盤ひっくり返しまする。(ノ-_-)ノ~┻━┻

Posted by 島谷 at 2006年01月17日 04:14

図は黒は何も特別な事はしていませんよ。ただ跳んで、コスんで、押さえて、最後はちょいと脇をくすぐっただけ。事件の本番はまだまだこれからよ。(^^)

Posted by 棋譜大好き at 2006年01月17日 07:39

 特別なことをしてくれないから困るんですぅ。
 井目置いた黒は特別なことをして白を喜ばせなければ困りまする。

Posted by 島谷 at 2006年01月17日 10:22

あれ!?井目も置いた下手が正しく打ったら、「強くなったね」と喜んで置石を減らしてあげるのではないですか。もしかして、井目の白番を長く楽しみたいので、下手はずっと白の意中のように打ってほしいというお気持ちなんでしょうか。(^^)

Posted by 棋譜大好き at 2006年01月17日 15:42

ばれたかぁーーーーーがく〜(落胆した顔)

Posted by 島谷 at 2006年01月17日 16:13

置き碁の本には、ケイマの白石に肩ツキして二目の頭はねでしたが、今は亡き加藤剣正のお勧めは肩ツキからどんどん外へ出て行く。。。と、確かそんな感じでしたね、どこかでハネたかな?
なんせ昔の本なのでどうだったか^^;

Posted by とんぼ at 2006年01月17日 20:08

┌┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼1110┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼1312┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼14┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼15┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
 置碁の本にはこんな図が載っていますね。
 たしかに、こうなれば白はツブレですが、、

┌┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼10┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
オシのとき10キリを入れると下手は結構うろたえるようです。

┌┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼11┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼10┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
 私は頭をハネないで以下ずるずるとノビているのが紛れがないし白に車の後押しをさせているから悪いはずはないと初級者には教えていました。
 故加藤九段もそのご意見だったのですか\(^o^)/




Posted by 島谷 at 2006年01月18日 04:46

 このブログはコメントの編集や削除をすることができません。コメントの編集や削除が必要な場合は私宛にメールをお願いします。
 半角文字の http:// が記載、お名前欄が空白または日本文字が全然ないコメントは投稿できません。ボタンをクリックしても投稿フォームが閉じないときはこれらに該当していないか確認してください。
 私は自説に固執しません。意見交換を重ねるに従いトップページの意見に修正が加えられますから議論される場合はコメントの流れに目を通していただけると幸いです。

棋譜投稿 ←をクリックすると碁盤付きのコメントが書けます。
        詳細はをご参照ください。

↓普通のコメントを書く

お名前:  [必須]

メールアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバック