2008年12月23日

佐藤栄作発言を問題視する問題

 佐藤栄作元首相とマクナマラ元国務長官との会談が公表され問題になっている。
 中国が核実験を行い日本が核攻撃のターゲットになるかもしれない危険性をはらんだ時期の会談だ。
 日本の安全を守らなければならない責任をもった立場にいたらどうするだろう。
 日本が核攻撃を受けたら攻撃した国に無条件降伏をするというのでは無責任にすぎよう。
 日本を守るためには日本を攻撃した国に反撃が必要だ。
 しかし日本は非核三原則の呪縛がある。
 佐藤栄作元首相はマクナマラ元国務長官に「日本は核兵器を作る技術はあるが核兵器を作ることはない」と語っていることが記録に残っている。
 日本が核兵器を使わないということになれば核攻撃を受けた国に抵抗するためにはアメリカに依頼するしかないではないか。
 アメリカに核報復を依頼するということは日本は核兵器を使わないということをを明言した証左ではないか。
 これを問題にするということは
  • 日本が核攻撃を受けたのにアメリカに依頼するのはおかしい。自分を守るのは自分だ。日本は核兵器を作り応戦すべきだ。
  • アメリカに核報復を依頼するのはけしからん。降伏すれば戦争は起きない
のどちらかだろう。
 残念ながら前者ではなさそうだ。
この記事へのコメント
おはようございます。
 このニュースが問題視されているとは知りませんでした。少し調べてみます。

Posted by あど at 2008年12月23日 05:11

おはようございます。
 原水禁教会会長曰く「ノーベル平和賞の汚点だ」

Posted by 島谷 at 2008年12月23日 05:18

ノーベル平和賞
 どこが平和に貢献したのでしょう、

日本は非核三原則 の話ね
 議論はどこまで行っても勝ち負けが決まりませんね、 疲れます。

Posted by あき at 2008年12月23日 17:19

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