審議が文民統制だけに限定されてしまったので田母神氏の非だけが浮き彫りにされてしまい残念だ。
また吾輩は田母神氏を買いかぶりすぎていたことがわかった。
吾輩は田母神氏が今の日本をどげんかせんといかんと首を賭けて論文を提出したのだと高く評価していた。
しかし田母神氏の自衛官も言論の自由が認められているはずだから言論の自由が村山談話によって制約されることはないという発言に職を賭しての論文提出ではなかったのだと感じた。
田母神氏はは「今の日本は文民統制が徹底している。自衛隊は文民統制でがんじがらめされていてなにもできない。」と文民統制に強い反感を持っているようだ。
田母神氏の愛国心に敬意を払うが愛国心をもっての行動が正しいとは限らないし罪悪になることも少なくない。かつての2・26事件も愛国心からのクーデターなはずだ。
田母神氏は自衛隊幹部の立場としては危険思想の持ち主といえよう。
したがって田母神氏の行動は懲戒免職に当たると思うから野党の追及は当然かもしれないが違和感があるのはなぜだろう。
それは野党の主張がダブルスタンダードだからだ。
学校の式典で国旗掲揚や国歌斉唱を拒否した教諭を懲戒処分にしたら彼らはどう反応するだろう。
思想の自由の侵害だと喚き立てるだろう。
また自衛隊海外派遣は憲法違反だという趣旨の論文を書いた外務省官僚を懲戒処分したら言論の自由の侵害だと糾弾するだろう。
左翼にせよ右翼にせよ自分の都合のよいときだけ言論の自由・思想の自由を振りかざす。このようなダブルスタンダードでは議論が噛み合うはずがない。悲しいことだ。
【田母神氏招致・詳報<完全版>】「論文いささかも間違っていない」アパからの資金提供を否定 11/11 12:22iza:イザ!参院外交防衛委員会は11日午前、歴史認識に関して政府見解と異なる論文を公表したとして更迭された田母神(たもがみ)俊雄前航空幕僚長を参考人招致し、質疑を始めた。


冒頭の北澤俊美委員長の【・・・驚愕の事案であり・・・文民統制が機能していない証であります。・・・国家が存亡の淵に立った最初の一歩は、政府の方針に従わない、軍人の出現と、その軍人を統制できなかった政府議会の弱体化でありました。・・・後世の歴史の検証に耐えうる質疑をお願いする次第であります。】でいきなり終わってしまった感じですね。質問者の腰が引けていたのが印象的でした。大山鳴動してネズミ一匹になりそうな悪寒。
野党はパンドラの箱を開けたくなかったんですね。
政府はさっさと田母神氏を懲戒免職し不当解雇だと裁判を起こしてもらうべきでしたね。
裁判になればじっくりと時間がとれますから論文の内容も取り上げられたと思います。
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