「小2の算数が複雑すぎる」という噂 2008年9月21日たしかに面倒すぎる。エキサイト「くふうしてけいさん」、できますか?
先日、ネットの掲示板で「小2の算数複雑すぎワロタ」といったスレッドがたち、一部で話題となっていた。
件の問題は、
「くふうしてけいさんしましょう」というもの。
たとえば、以下の「52-8」という問題、「くふうしてけいさん」すると……。
<12から8をひいて4→40と4で44>
<52から2をひいて50→50から6をひいて44>
こんな教え方をするから算数嫌いの子供が育ってしまうのだろう。
確かに繰り上げ繰り下げのある足し算や引き算は間違いやすい。かくいう吾輩は必ず間違える。(オイオイ)
そんな吾輩が言うのだから説得力がなさすぎるが繰り上げ繰り下げを納得させるには52-8の問題は
- 52から10を引いて42
- 2つ余計に引きすぎてしまったから2を足して44
<12から8をひいて4→40と4で44>
<52から2をひいて50→50から6をひいて44>
ではますます複雑で混乱するなと言う方がおかしい。
学力低下の原因は授業時間が短いからではない。
このような学問を嫌いにする教育にあると主張したい。
学問が嫌いになると、ものごとを深く考える習慣を失い、高校生になっても「家庭用カセットコンロ4つに鉄板2枚を載せて調理をし、熱が鉄板を通じてボンベに伝わり爆発」という悲惨な事件に通じるような希ガス。無知は危険です。それとも誰かの陰謀かしらん?
無知は危険、鞭は女王様
学校は知ることに喜びを感じる教育をして欲しいものです。
私が歴史が大嫌いになったのは4192つくろうなどと丸暗記させられたからです。
NHKのそのとき歴史は動いたのような教え方をされたら歴史が大好きになったに違いありません。
私も算数は嫌いです
キライと言うより 出来ないのです、
逆に 子供は 大学のセンセです 参ったね
そもそも、3個の数値が出てきた時点で、混乱する子がいても、不思議はありません。
算数を好きにさせることが必要だと思います。
それには算数を楽しいパズルとして接するように指導することが大切だと思います。
クイズヘキサゴンIIでおばかタレントに島田紳助の算数の教え方を学校の先生に是非見て貰いたいと思っています。
52-8をくふうして計算せよという「くふう」の意味をどう説明するかも大切ですね。
<12から8をひいて4→40と4で44>は2から8は引けないけれど12から8は引ける。だから12から8を引いて4を求め、40を足しましょうということだと思いますが、それができるくらいなら初めから52-8の計算ができると思います。
私は10にする数の組み合わせは1+9、2+8、3+7、4+6、5+5、6+4、7+3、8+2、9+1ということを機会あるごとに教えておき52-8は52-10を計算してから2を足せばいいと教えると繰り上げが理解できると思います。
性格もあると思います、
子供に 聞きますと
算数は頑張れば絶対答えがはっきり出るのだそうな、だから好きなんだって。
教え方と覚え方 今からでは切り替えできません、文部省もそうでしょうね。
紳助は相当頭が良いですね
とありますが、小2辺りの算数教育では「自分でいろいろな方法を探ろう」というのが主な趣旨であり、「こうすれば解けるんだよ」的な解法の提示は優秀な教師ほどしないはずです。
児童がそれぞれで考えたモノを発表しあい、「あぁ、こういう方法もあるんだ」というのを共有しながら進めていくのが一般的です。
そのなかで当然そういった「10を単位にして」というのも考え方のひとつとして出てくるはずです。
最終的にどの方法に慣れてもいいわけですが、大切なのは自分でいろいろと思考実験していくなかで最良の方法を見つけることなんです。
ですから、この件に関しては、元記事がずさんすぎる。
別にこの方法だけで教え込もうなど、たいていの教師はしていませんし、そういう方法を採ったのであれば、その教師の指導力が低いと言えます。
世界的に、日本の「算数」の教科書および指導体型は優秀だと言われています。(数学については、知らない)
ちゃんと算数教育について下調べをしてから書き込んだ方がよろしいかと。
私は息子が数学の対応の授業で「自然数と整数の数は同じだ」という詭弁とも思える講義を受けて好きだった数学が嫌いになってしまった経験から学校の教育に色眼鏡をかけるようになってしまったのです。
高度な数学的には、「自然数と整数の数は同じ」とされています。
ただ、"個数"とは言わずに"濃度"という表現をしますが。
これは詭弁ではなく、"濃度"という概念(個数の拡張ですが)を「2つの集合に対して、"1対1で結びつける規則"が見つかったら"同じ濃度"と考えよう」と定義するところから来ています。
ある会場への入場者数を知りたかったら、「入場券1枚に対して入場者1人のはずだから、入場券の枚数を調べればよい」という感じです。
この定義に従うと「整数と自然数の濃度は等しくなる」というのが大学での"無限"の基本的な考え方ですが、、、算数からは大幅にレベルがずれているように思います。
大してモノを知らずに、概念や理由も明らかにせずに「同じ個数なんだよー」と言った教師が居たとしたら、その教師の底の浅さを自ら露呈しているという感じですね。
私は教え方によっては学問を嫌いにさせることができるということを強調したかったのです。
1対1対応を説明したいのなら無限大のものを例にあげるなといいたいです。
ますます話題がずれてしまってすみません。
元記事に戻して「くふうして計算しよう」というのが「答えの出し方はひとつだけではない。ほかにどんな答えの出し方があるかな。」という趣旨ならいい教育だと思いますが計算のしかたとして記載の計算方法を教えていると読めたので遺憾に感じたのです。
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