2008年8月20日 21時17分産婦人科医・小児科医の払底を招く一因となった福島地裁の帝王切開死亡事故裁判は無罪判決が下った。
医療現場復帰に意欲−加藤医師が会見 福島県立大野病院で死亡した女性の帝王切開手術を執刀し、8月20日に福島地裁から無罪判決を受けた加藤克彦医師は同日、福島市内で記者会見し、「患者さんのためにできることを精いっぱいやりたい」と、医療現場への復帰を目指す考えを明らかにした。また、逮捕された2006年2月からの2年6か月間を、「何もできない悶々(もんもん)とした日々だった」と振り返り、「他の先生には、同じ経験をしてほしくない」と強調した。
この判決で産婦人科医や小児科医の減少に歯止めがかかるのでないかと期待したい。
白い巨塔のようなドロドロとした病院での医師の権力闘争があってそのとばっちりで患者が死に至ったのなら担当医師のみならず病院理事も断罪したい。
しかし今回の場合は医師は自分の能力の範囲内で最善を尽くしているように感じられる。
判決後に「信頼していただいていた患者さんが亡くなるという最悪の結果になり、本当に申し訳ありません。ご家族につらい思いをさせてしまい、申し訳ありませんでした」と謝罪し「地域医療の現場で患者さんのためにできることを、わたしなりに精いっぱいやっていきたい」と語られているところにも誠意が感じられる。
被害者の遺族にはお気の毒の一語に尽きるが常識的な手法で死に至り別の手法を採れば助かったかもしれないという結果論で過失を責めることはできないと思う。
これが逆に常識的手法では助からないと判断して別の手法を採用しそれで死に至ったときはどうなるだろう。
なぜ常識的な手法を採らなかったのかと責められるのではなかろうか。
点滴の薬液をミスした、輸血の血液を間違えたなどの医療ミスは断罪すべきだが現在の医学で常識的な方法の治療が行われた場合は罪を問えないと思う。
もし選択の誤りが罪になるのならガンで死亡した患者の遺族が別の抗ガン剤を投与したら死に至らなかったろうと訴訟を起こすこともあり得そうだ。
このような訴訟が常態化するとますます医師不足を招くことになろう。
しかし医療を聖域化してずさんな医療ミスによる被害の訴訟が門前払いになっても困る。
医療トラブル解決のいい方法はないものだろうか。


この事件の及ぼした影響は計り知れないくらい大きいですね。検察側はお粗末でした。
緊急の病気になると患者は医師を選べないので、腕のいい医師に遭遇することを願うばかりです。
大病院の場合は初診に腕のいい医師に当たるか藪に当たるかが運命の分かれ目ですね。
あどさんは日本でも屈指の名医に当たられたようですから宝くじに当たったより強運の持ち主だと思いマッスル。
医師て本当に大変ですよね。
超過勤務は当たり前、命を救って当たり前、
治して当たり前。医療は万能ではありません。
遺族の方には申し訳ないですが、
「あんなに健康だったのに」は表面上であり
、子宮については普通ではないのでリスクが
あるという理解が必要では・・・・
例えば、頭の上をミサイルが飛び交うような戦場での医療行為で薬を間違えた場合はどうでしょう?
瀕死の患者が殺到する野戦病院の場合は?
重症患者が重なる修羅場の救急現場の場合は?普通の外来にウイルス感染の大流行で患者が殺到して修羅場になった場合は?
ミス→刑事処罰の危険を避ける方法は診療しないこと。救急のたらい回しの原因です。
10秒碁を打て!しかしシチョウを間違えたら逮捕!となったら碁を打つ棋士はいないでしょう。
医療に刑事罰を適用しないという考えもありますし、救急外来に限定して刑事罰を適用しないという検討は国会議員がしているそうです。
(これは意見ではなくて、一つの見方の紹介です。)
ご紹介いただいた意見に諸手を挙げて賛成です。
巨人の川上哲也選手のようにエラーになりそうな打球には絶対に手を出さなければエラーするわけがありません。
死の危険を伴う患者を治療する医師がいなくなってしまっては困ります。
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